口紅のようにすぐに落とせない強者「キスマーク」。社会人たるもの、そこは慎重になるべきですよね。

彼女にキスマークをつけたい願望が強い方、大切な彼女に対することです。冷静に後々のことを考えましょう。

キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


キスマーク…いろんな意味で「甘くない」


人の首元なんて、普段まじまじと見るものじゃないから、キスマークのひとつくらい…と思っている方、もしかしたらいるかもしれません。しかし一度他人のキスマークに気づくと、 2度以上は見てしまいますよ。
人は見かけで判断するものでないと思いつつも、街中で見かけた知らない人だった場合、勝手な印象を抱きがちです。たとえ彼女が不本意ながら彼にキスマークをつけられたとしても、すれ違う人はそこまで考えをめぐらせず、ただ「あの子キスマークついてる、我慢できなかったんだな、ひくわー」なんて感想を抱いてしまうものです。彼女、理不尽極まりない。
大事な彼女がよそで悪印象をもたれてしまうだけでも悲しいのに、そのきっかけが、もし自分のわがままでつけたキスマークだったならとんでもないですよね。

キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


そのうえ彼女はキスマークによって、上司から注意されたり周りにからかわれたり、直接的に嫌な思いをすることだって大いにあり得ます。少なくとも、キスマークのせいで、本来ならば使わなくていい神経と、それを隠すための時間を使わざるを得なくなるのは確実なのです。

彼女の「いいよ」…本心ですか?



キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


例えば上司ばかりいる会議が終わり、飲み会に誘われたとします…断れますか? その場の空気を守るため、人を残念がらせないために断れないことってありますよね。恋人と寝るときも、同様の女性も大勢いると思います。

大好きな彼を喜ばせたいからという理由で、彼がしたいと言ったことに対し彼女は、「イエスマン」ならぬ「イエスウーマン」になってしまうのです。
彼への思いやりがあるから断れないのです。
だからもしキスマークについて、彼女に「恥ずかしい思いをした」など後々文句を言われても、「あのときいいって言ったじゃん!」なんて言ったらダメです。思いやりを持ち合ってこその恋人です。彼女が断れる空気を作ってください。

「つけたがる男」より「つけさせたがる男」



キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


彼から「キスマークつけていい?」ではなく「キスマークつけてよ」と言われたら、筆者なら安心します。なぜならキスマークをつけていいと自ら言ってくるということは、他に誰の存在もいないと言われているようなものだから。
彼女に「キスマークつけていい?」よりも「キスマークつけてよ」の方が喜ばれるかもしれません。

彼女を困らせない&安心させる方法



キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


今までキスマークをつけたがっていた彼がそれを突然やめたら、それはそれで彼女は不安がるかもしれません。かといって、キスマークをだんだん薄くしましょうという、なんとも器用な技を提案しているわけではありません。そんなときこそ「キスマークつけてよ」側に回れば、彼女を翌朝困らせず、かつ安心させられるのでは?
ちなみにキスマークをつけられて困るのは男性も同じですよね。興奮が冷めた翌朝、自分がつけたキスマークで気まずくなりたくないのと、翌日以降の仕事のことを考慮した思いやりで、筆者はキスマークはつけません。同じような女性もいるかと思いますが、「キスマークつけてよ」と言う以上、実際つけられることが大いにあり得ます……自己責任で。

キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


今すぐできる、キスマーク卒業法


キスマークつけたがる男に問題提起! その後の彼女の苦労、知ってますか?


キスマークに対してこんなドライな考えをもつ男性もいます。それだけでちょっとかっこいいから白馬に乗せました。
でもそうですよね。
キスマークは別名「内出血」。どうしても恋人にキスマークをつけたい男性は、「キスマーク」という呼び名を今すぐ「内出血」に変えるべきです。すると、なぜ自分は恋人に内出血をさせたがっているのだという気になるような、ならないような…
(武井怜)
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