彼女にキスマークをつけたい願望が強い方、大切な彼女に対することです。冷静に後々のことを考えましょう。

キスマーク…いろんな意味で「甘くない」
人の首元なんて、普段まじまじと見るものじゃないから、キスマークのひとつくらい…と思っている方、もしかしたらいるかもしれません。しかし一度他人のキスマークに気づくと、 2度以上は見てしまいますよ。
人は見かけで判断するものでないと思いつつも、街中で見かけた知らない人だった場合、勝手な印象を抱きがちです。たとえ彼女が不本意ながら彼にキスマークをつけられたとしても、すれ違う人はそこまで考えをめぐらせず、ただ「あの子キスマークついてる、我慢できなかったんだな、ひくわー」なんて感想を抱いてしまうものです。彼女、理不尽極まりない。
大事な彼女がよそで悪印象をもたれてしまうだけでも悲しいのに、そのきっかけが、もし自分のわがままでつけたキスマークだったならとんでもないですよね。

そのうえ彼女はキスマークによって、上司から注意されたり周りにからかわれたり、直接的に嫌な思いをすることだって大いにあり得ます。少なくとも、キスマークのせいで、本来ならば使わなくていい神経と、それを隠すための時間を使わざるを得なくなるのは確実なのです。
彼女の「いいよ」…本心ですか?

例えば上司ばかりいる会議が終わり、飲み会に誘われたとします…断れますか? その場の空気を守るため、人を残念がらせないために断れないことってありますよね。恋人と寝るときも、同様の女性も大勢いると思います。
大好きな彼を喜ばせたいからという理由で、彼がしたいと言ったことに対し彼女は、「イエスマン」ならぬ「イエスウーマン」になってしまうのです。
彼への思いやりがあるから断れないのです。
「つけたがる男」より「つけさせたがる男」

彼から「キスマークつけていい?」ではなく「キスマークつけてよ」と言われたら、筆者なら安心します。なぜならキスマークをつけていいと自ら言ってくるということは、他に誰の存在もいないと言われているようなものだから。
彼女に「キスマークつけていい?」よりも「キスマークつけてよ」の方が喜ばれるかもしれません。
彼女を困らせない&安心させる方法

今までキスマークをつけたがっていた彼がそれを突然やめたら、それはそれで彼女は不安がるかもしれません。かといって、キスマークをだんだん薄くしましょうという、なんとも器用な技を提案しているわけではありません。そんなときこそ「キスマークつけてよ」側に回れば、彼女を翌朝困らせず、かつ安心させられるのでは?
ちなみにキスマークをつけられて困るのは男性も同じですよね。興奮が冷めた翌朝、自分がつけたキスマークで気まずくなりたくないのと、翌日以降の仕事のことを考慮した思いやりで、筆者はキスマークはつけません。同じような女性もいるかと思いますが、「キスマークつけてよ」と言う以上、実際つけられることが大いにあり得ます……自己責任で。

今すぐできる、キスマーク卒業法

キスマークに対してこんなドライな考えをもつ男性もいます。それだけでちょっとかっこいいから白馬に乗せました。
でもそうですよね。
(武井怜)