
各250ml/希望小売価格298円(税抜)
12月16日(金)より全国のドン・キホーテ(一部除く)で発売中
12月16日(金)より全国のドン・キホーテで、とんでもない味のソーダが販売開始となった。
その名も『罰ゲーム納豆ソーダ』&『罰ゲームイカ塩辛ソーダ』。
株式会社ドン・キホーテと吉本興業株式会社(よしもとプロダクツエンタテイメント)のコラボによる『よしもと笑え~る研究所』シリーズ第1弾商品という位置付けだ。
あの『バウリンガル』を開発した、有限会社エハラの梶田氏と、『たくあんコーラ』(記事はこちら)を始め数々のユニークなドリンクでおなじみの木村飲料株式会社の共同開発となる。
開発元のスタッフも悲鳴を上げる悪臭、落ち込むほどのまずさ!?
なんで、こんな商品が生まれたのか? 有限会社エハラの梶田氏に伺ってみた。
「『まずい、臭い、辛い』が開発テーマですが、単にまずい程度のレベルじゃなくて、超超まずい、超超臭いなど、徹底的なまずさと臭さを追及しました」
妥協なき姿勢がこんなに後ろ向きなのは聞いたことがない。こんな無茶なオーダーを具現化するには、やはり相当な困難があったそうだ。
「『うちはまずいものなんか作れん!』と怒られたメーカーも数社ありました。確かに飲料メーカー・食品メーカーさんがまずいものを作るわけないですよね。数社に当たったんですがNG連発。そんな中、木村飲料さんだけが営業の方が面白いと言って乗ってくれたので助かりました」
さすが木村飲料! 太っ腹にもほどがある。
しかし、そんな木村飲料でも女性スタッフたちからは「絶対飲みたくない!」の声が続出。味見のためにフタを開けると「いや~ッ! 来ないで~!!」と、あまりの悪臭に絶叫や悲鳴があがったそうである。
それでも、仕事だからと試飲させられたある女性スタッフ、「罰ゲームイカ塩辛ソーダ」は、「…ん~…」と口数は少ないながらも、なんとか我慢して飲めたそう。
続く、「罰ゲーム納豆ソーダ」は……飲んだ瞬間、顔と口が歪んだまま「絶対に無理だ……」とひと口で断念。
……ホントご愁傷様です。
恐る恐る実飲してみた
前情報が恐怖を増幅させるなか、筆者も実際に飲んでみた。

見た目で見分けることは不可能だから、ドッキリにも最適!?
まずは、『罰ゲームイカ塩辛ソーダ』。
フタをひねると、確かに塩辛臭い。何だか苦い薬のような匂いにも感じる。
味は……苦くてマズい。しかも、後味がイカを引きずる。ソーダのせいで、胃の中にイカの塩辛が膨らむ感じでかなり不快だ……。
そして、『罰ゲーム納豆ソーダ』。
フタをひねった瞬間から漏れ出す強烈な匂い。ぶっちゃけ、足の臭いに思える。
ガマンして飲むと、喉が飲み干すのを拒否する感じ。バリウムを飲むような感覚で気持ち悪さMAX。筆者はグラス一杯空けられずギブアップ!
あぁ……手に付いた匂いが臭すぎる……。ゲップが臭すぎる……。

食事のお供には200%不可能!
でも、これだけマズいってことは、罰ゲームとしては盛り上がること確実!
ドッキリにも最大の効果を発揮するのは間違いない!ただし、ドッキリの場合、本気でキレられるかも知れないのでご注意を…。
(バーグマン田形)