神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

■【HANDSOME FESTIVAL 2016】ライブレポート
2016.12.17(SAT)at TOKYO DOME CITY HALL
(※画像23点)

大手芸能事務所・アミューズに所属する若手俳優による年末のファン感謝祭【HANDSOME FESTIVAL 2016】が、12月17、18日にTOKYO DOME CITY HALL(各日2回公演)、29日に本イベント史上最大規模となる東京国際フォーラム ホールAにて行われた。2年ぶりの開催となる今回は、映画『君の名は』のヒットが記憶に新しい神木隆之介を始め、青柳塁斗、石賀和輝、石原壮馬(劇団プレステージ/DearDream)、伊藤直人(伊村製作所)、植原卓也、太田将熙(劇団プレステージ/DearDream)、甲斐翔真、金子大地、許峰、小関裕太、桜田通、SANGMIN(CROSS GENE)、SEYOUNG(CROSS GENE)、戸谷公人、富田健太郎(DearDream)、平間壮一、正木郁(DearDream)、松岡広大、松島庄汰、水田航生、溝口琢矢(DearDream)、吉沢亮、吉村卓也(伊村製作所)、渡部秀と、初出演の9名を含む、総勢25名が出演。
普段は主に演技という形で活動をしている出演者たちが、“歌って踊る”という姿を見られるということで好評を博している本イベント。過去には今や主演ヒット作が目白押しの佐藤健、三浦春馬らも出演しており、未来の大スターをここで発見して応援していくという楽しみもあり、会場は全公演ともに満員となった。ここでは、17日の夜公演の模様をお伝えする。

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

今回のメインビジュアルであるお揃いのブレザーの学生服を着た出演者たちによる、学園ドラマ風の映像から公演はスタート。出演者のほとんどが俳優ということもあって、ほんの数分の映像にも関わらず、クオリティが高い。そして、その世界からそのまま抜け出てきたように出演者たちがステージに現れると、観客からは大きな歓声が上がる。25人の“ハンサム”たちが、「PARTY RIDE」を皮切りに、このイベントのための曲であるチーム・ハンサム!のオリジナル曲を生バンドの演奏に乗せて立て続けに3曲披露。ドラマや映画、舞台などで見ている人たちが全力で歌って踊っている姿は圧巻だ。

出演者たちは息が上がる中、最初のMCへ。“生徒会長”の青柳塁斗の進行で、全員が一言ずつ挨拶していく。「ハンサムが2年ぶりに帰って来ました。ただいま!」(水田)、「元気ですか~ 3階まで見えてるので気を抜いちゃダメですからね~」(小関)、「お会いできるのを本当に楽しみにしていました。
(小関)裕太も言ってましたけど、ちゃんと見えてますからね。曲中に見てますから(笑)。皆さんのパワーを肌で感じていますので、楽しんで行ってください」(神木)、「今年の吉沢亮はマジヤバイ(笑)。気をつけて下さい。よろしくお願いします!」(吉沢)、「汗かいて、みんなで約束しましょう。今日は2キロ痩せて行きましょう(笑)」(桜田)などと、それぞれに意気込みを語った。

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

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神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

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神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ


4曲目「キミノリズム」を今回から“ハンサム”参加となった“新入生”の石賀、石原、太田、甲斐、金子、許峰、富田、正木、溝口の9人で歌うと、その後は、学生服から衣装替えをした出演者たちがPerfume、ポルノグラフィティ、福山雅治ら、事務所の先輩方の曲をカバーしたり、今回の出演者であるSANGMIN、SEYOUNGがメンバーのCROSS GENEの曲を本家さながらにダンスも取り入れて歌ったりと、それぞれの得意分野や個性を際立たせる構成で魅せる。特に、REDIO FISHの「PERFECT HUMAN」をアレンジした「PERFECT SHOTA」では、松島庄汰が絶妙なセリフも交えて笑いも取りながら、会場を盛り上げた。また、『ドリフェス!』出演者たちによるDearDream+KUROFUNEメドレーも披露。石原、太田、富田、正木、溝口、戸谷に加え、ゲストとして株元英彰も出演し、『ドリフェス!』ファンたちを喜ばせた。さらに、衣装チェンジの際には、前回好評だった青柳、吉沢、松岡、溝口による本域の女装(女性から見てもキレイ!)もあるコメディドラマタッチの映像も公開。前回のキャラ設定を引き継ぎ、“ハンサム”を恒例として見に来ている観客にはクスッと笑えるエピソードも含みながら、初見の観客も含めて会場に大きな笑いを起こしていた。
12曲目「THRILL」から「君だけのHERO」までのブロックでは、曲のドラマティックな展開を表情も使って表現したり、白い王子様風の衣装を着こなして歌の世界観を広げたり、カラフルなつなぎの衣装を着て、途中にアクロバティックを盛り込んだりと、俳優ならではの演出も織り交ぜながらチーム・ハンサム!の楽曲を畳み掛ける。こうやって観ていると、“ハンサム”=いわゆるイケメンが単に歌って踊るからこのイベントが人気があるのではなく、それぞれの個性や、俳優だからこそ表現できる歌やダンスなど、ここにしかないものが詰まっているからこそ、観る人を虜にしているというのがわかる。

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

そして、出演者たちのまた違った一面が見れる“ゲームコーナー”へ。今回は全員を2チームに分け、それぞれの代表者がお題のシュチュエーションに合わせて、「女子の好きな言葉」を言い、良かった方が勝ちという対決をする。“青柳、松岡”チームと、伊藤、吉村の“伊村製作所”チームに分かれ、一回戦は、留学生が先生を口説くというもの。“留学生”ということから、それぞれSANGMIN、SEYOUNGが代表者となって対決。先攻のSANGMINがその低音ボイスを活かして、「僕だけの授業をお願いします」と囁くと、後攻のSEYOUNGは歌唱力を活かして絢香の「みんな空の下」をアカペラで歌って愛を伝えるという作戦に。結果、女性役の溝口の判定でSEYOUNGが勝利した。二回戦は、兄弟それぞれが隣に住んでいる幼馴染に告白するというシュチュエーションで石原と吉沢が対決。女性役に選ばれた神木に対して、先攻の石原は熊本県出身ということで方言を使って告白すると、後攻の吉沢は神木を後ろから抱きしめ、結婚しようと告白。そのあまり強引さに他の出演者からも「急に“結婚”ってなんだよ!」と、ブーイングが上がり、結果、石原が勝利した。ここでは、ゲームに一生懸命になる出演者たちに対して、観る側としては、出演者同士が仲が良いからこそ出来るツッコミや、普段は見られない素に近い反応が面白かったりする。
桜田が意外とツッコミ上手だったり、吉沢がみんなから“イケメン”であることをいじられていたり、それぞれ一人で活動しているときには見えないところが見えてきたりも。また、ファンが自分が言われたい!というセリフを言ってくれるというのが楽しみなところなのだが、この回は女性役の溝口と神木の演技力が際立ち、ファンから「カワイイ~」と多くの歓声を受けていた。特に神木は女性と身体が入れ替わるという『君の名は。』の演技が役に立つのでは?と振られると、進んで劇中のセリフを言ってみたり、さらにその後の映像でも『君の名は。』のパロディを演じたりと、サービス精神旺盛で気さくな性格を覗かせていた。

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

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ゲームコーナーが終わると公演もいよいよ後半戦! ダンス曲「Festival Night」で口火を切ると、さらに会場の熱気を上げていく。「無礼講!!!」で会場一体となってタオルを回すと、金銀のテープが場内に発射されて観客も大興奮。続く「Feel The Same」では、出演者がステージ上を自由に動き回りながら観客のそばまで来て煽り、「ラストはこの曲!」(青柳)と、「ベストスマイル」で終えた。だが、もちろんこれでは終われない。鳴り止まないアンコールを受けて、再び、出演者たちはグッズのTシャツを着てステージに戻ってくると、「YES!WE CAN!」を歌い、みんなでジャンプをして曲を締めた「Never Let Go」も披露した。

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら若手俳優らが歌って踊る恒例の“ハンサム”祭開催/ライブレポート・セトリ

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ラストのMCでは、「僕たちがここにいられるのは皆さんのおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちしかありません。
今日は僕たちがパワーをいただきました。このパワーを糧に来年も頑張ります。本当にありがとうございました」(神木)、「皆さんが自分たちを支えてくださってるのが伝わりました。絶対に皆さんのことは裏切りません。来年もナンバーワンよりオンリーワンを目指して頑張ります」(松岡)、「毎年楽しいですけど、今年ヤバイです。皆さんのバイブス、ビンビン来てるんで、アゲアゲです(笑)。こうやって顔をみて会える機会も少ないですし、感謝の言葉を伝える場もないので本当に今日は皆さんの楽しんでる姿を観ていたら、僕も楽しめました。ありがとうございました~」(吉沢)などと、一人ひとりが感謝の言葉を語り、最後は「ALICE」を全員で大合唱。歌い終えると、全員で手をつなぎ「ありがとうございました!」と挨拶をし、出演者も観客も全員が笑顔の中、約3時間に渡って行われたこの日の“ハンサム”は幕を下ろした。それぞれの活動が忙しく、このためにこれだけの出演者が集まるというのはなかなか大変なことだとは思うが、ファンにとっても出演者にとってもなかない機会だと思うので、ぜひ来年の開催も期待したい。

≪セットリスト≫
1. PARTY RIDE
2. So Free!
3. Brand New World
4. キミノリズム
5. FLASH(Perfumeカバー)
6. sHi-tai!(CROSS GENEカバー)
7. ミュージックアワー(ポルノグラフィティカバー)
8. それがすべてさ(福山雅治カバー)
9. PERFECT SHOTA(REDIO FISHカバー)
10. DearDream+KUROFUNEメドレー
(Pleasure Flag~ARRIVAL-KUROFUNE Sail Away-~ユレル MIDNIGHT~Dream Greeting!
11. SIGN
12. THRILL
13. White Serenade
14. Butterfly
15. 君だけのHERO
16. Festival Night
17. THIS IS THE TIME
18. BANG!
19. 無礼講!!!
20. Feel The Same
21. ベストスマイル
<アンコール>
1. YES!WE CAN!
2. Never Let Go
3. ALICE
※上記は12月17日2部バージョン

HANDSOME FESTIVAL 2016 オフィシャルサイト
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