味を選ばせてくれない男とは一緒に美味しいものを食べたいと思わない


行きたいところがありすぎて覚えられないので、恋人に「行きたいところリスト」を作るよう言われました。

自分でも驚くほどにスイーツのお店に偏ったそのリスト。
作りながら思ってしまいました。これ別に、彼と行きたいわけではないと。むしろここ、彼とは一緒に行きたくないかもと。というのも彼、一緒にごはんを食べていても楽しくないのです。

先日、ドーナツ専門店にふたりで行ったときのこと。彼、なんとこちらが食べるもののチョイスまでさせてくれない男でした! チョコレートにしようかプレーンにしようか筆者が迷っていると、彼が「これにしない?」と、チョコレートでもプレーンでもないフォトジェニックなドーナツ3点セットを指さしました。

味を選ばせてくれない男とは一緒に美味しいものを食べたいと思わない


「おごり」だったからなのか


彼の支払いだったので、味の決定権は自分にあるという考えなのでしょうか。おごってくれるところは太っ腹!なのに味は選ばせてくれない妙なケチっぷり。
甘いものを愛する筆者もケチなことを言うと、彼がチョイスした商品は小さいドーナツ3つじゃないですか。だからひとりひとつずつ、まず食べるんです。残りの1個は半分こかと思いきや、これまた筆者「半分ほしい」と言えないので、その日一日中楽しみにしていたドーナツは、希望する味でないもの、しかもミニサイズのものをひとつしか食べられなかったのです。

ラーメンに置き換えよう


味を選ばせてくれない男とは一緒に美味しいものを食べたいと思わない


男性ファンの多いラーメンに置き換えたら、この犯行の残忍さがより強まるかも。
恋人にご馳走してもらうことになり、食券の券売機の前で、みそラーメンか、はたまた今日はつけ麺にしようかと迷っていたら、「これにしない?」と「醤油ラーメン」を勧められるんです。
そうしてくる人が上司とかなら、まだわかるんです。
恋人です。「え?」って思いますよね。「俺のためにはお金使いたくないのかな」とも思いますよね。そんな空気の中で「や、俺つけ麺の気分だわぁ」とか、実に言いにくいでしょう。そして醤油ラーメンを勧めた恋人に対し、ちょっと驚きを隠せないし、なんかむかつくでしょう。だったら一人で来たかった。そう思うでしょう。


損してるのは彼の方!


味を選ばせてくれない男とは一緒に美味しいものを食べたいと思わない


実際おごってくれて出費となっているのに、その前後の言動でケチとみなされる筆者の恋人みたいな人が、一番損していると思いませんか?
男性の器の大きさは、別名「イケメン度」と言えるのではないでしょうか。おごることと、態度で「ケチ」を見せないことは、セットにして初めてイケメン度が上がるはずです。
(武井 怜)
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