京都を拠点に活動する女性アイドルグループ「Purpure☆」の運営ブログがメンバーの脱退を発表した。しかし、メンバーの脱退理由として妊娠中絶を明かすなど、必要以上にプライベートを明かす内容がTwitterなどで物議を醸している。


メンバーの「中絶」をわざわざ公表


2月6日、運営ブログで「大切なお知らせ」と題し、メンバー2人が懲戒除籍処分になったと発表された。一人については「マネジメント上での方針及び金銭的処遇に対しての不満等によりグループ活動と当人が関わる進行途上中のプロモーションに著しい支障と実損を及ぼす活動放棄があった為懲戒除籍処分に致しました」としている。

ネットで物議を醸しているのは、その中の「ヲタクとの繋がり行為より生じた妊娠、中絶、グループ内部情報の漏洩、協議契約違反等、マネジメント契約書上の度重なる重要規約違反行為によりグループ活動に著しい支障と損害を及ぼす行為を行なった為、懲戒除籍処分に致しました」という記述だ。

「妊娠」「中絶」をわざわざ公開したことに対しネットでは、「完全に潰そうとしてるな」「顔が出ていてもう辞める女性の中絶歴を晒すなんて嫌がらせだろ」「こんな具体的に書く必要ある? この公表は余りにも悪質」と非難が飛んでいる。

また、ファンを「ヲタク」呼ばわりすることについても「公式の文書でヲタクと表現するなんてどうかしてる」「なんでいちいち今いるファンまで煽るような文面にするんだよ」と疑問の声があがった。

なお2月6日現在、文面は修正されていて「ヲタクとの繋がり行為、マネジメント契約書上の度重なる重要規約違反行為により懲戒除籍処分に致しました」とだけ綴られている。「一部内容は考慮した文面に抑えました」とのことだが、今回の出来事に関してはさらに強気に「放った発表を取り下げる気は一切御座いません」「場合によって法的に争う準備もあります」とコメントを出している。
そして最後に「外部よりの威圧的行為、及び活動上危険を感じさせられる発言や行為等を確認した場合、所轄による防犯指導により躊躇無く被害の届出をさせていただき然るべき対処を取らせていただきます」と締めている。

プライベートを細かに明かす運営ブログ


実はほかにも懲戒処分者と脱退者について、運営側がブログで詳細を綴っていた。ある研修生が、家族の危篤と連絡を受けて帰省をしたのだがその後音信不通となり、備品返却にも応じないということから懲戒処分をしたと公表。別のメンバーに関しても、学業のために活動を休止していたが、学業が思った以上に大変と発覚、また規約違反行為も発覚したために脱退となったと明かしている。こうした運営側の対応について「プライベートのことを細かく書き過ぎ」と批判的な声が上がっていた。
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