清水翔太 今は、新しいことへのチャレンジが楽しい時期/インタビュー3

■清水翔太/New Single『FIRE』インタビュー(3/4)

――インタビュー2より

「清水翔太ってこういう感じじゃない?」みたいな感覚で曲を書いてるのがマジでつまらなくて

――2曲目「Knocks Me Off My Feet」はスティーヴィー・ワンダーのカバーです。昨年秋に「つくってみた動画」にアップした「PPAP」のアレンジがスティーヴィー・ワンダー風だったので、その流れもあってカバーしたんじゃないかと深読みしたんですが。


翔太:みんなそう深読みするかな?と思って(笑)、今回入れることにしたんです。実はこれは4年くらい前に作っていた曲で、いずれどこかに入れたいねって話してたんです。この曲は最初は誰かに勧められて、アルバム(『Songs in the key of life』)じゃなくて、曲単体で聴いたんだと思う。そこからずっと好きですね。スティーヴィーの中でいちばん好きかも。

――歌っていて気分が盛り上がるところや好きなところは?

翔太:AメロやBメロは「頭おかしいことしてんな」って感じなのに、「サビ、フツーにキャッチーだな」っていうところが好きです(笑)。特にBメロなんて「はぁ?」みたいなコードとメロディーなのに、サビがすっごいベタっていう。そこがすごい好きですね(笑)。

――3曲目の「My Boo -Acoustic Ver.-」は、どんな趣旨で作ったんですか?

翔太:昨年の「LINE LIVE」でギタリストと2人でやった「My Boo」が好評だったので、今回もやってみようと。
清水翔太 今は、新しいことへのチャレンジが楽しい時期/インタビュー3

――伴奏がシンプルなぶん、曲の持つメロディーの良さが引き立ちますよね。

翔太:そうですね。あとはオートチューンがかけられてない生声の歌も聴いてみたいだろうなと思ったので、今回入れることにしたんです。


――今年2月から10周年イヤーをスタートさせるそうですが、どんな1年にしたいと思っていますか?

翔太:うーん……あんま特別なことはないですよ(笑)。そういうアニバーサリー的なところにあんまり気合い入れたくなくて。

――じゃあ、平常運転でいく感じ?

翔太:周りが「10周年だからこういうことをやりましょう」っていうのは全然いいんです。いい企画だったら全然前向きにやりますし。でも自分から「10周年でーーーーす!」みたいなのは別にいいかなって。今は、新しいことへのチャレンジが楽しい時期だし、スタートに近い気持ちなんですよ。10年目にしてすべてぶっ壊してもう1回ゼロから、みたいな気持ちだから、祝10周年!みたいな話にイマイチ盛り上がれない自分がいるんです。

――まとめ気分じゃないと。

翔太:そう。「今までこんなことがあったね」みたいな話より、「今、俺、こうなんです」って言うほうが楽しいから。10年もやると周りから「アンパイのほうがいいんじゃない?」とか「ここまでやってきたものをぶち壊しちゃうの?」みたいな声も出るんですけど、「清水翔太ってこういう感じじゃない?」みたいな感覚で曲を書いてるのがマジでつまらなくて。今は、これまででいちばんくらいにチャレンジしてるし、それが精神的にもすごくいい。
しかも、そうやって作った「My Boo」で結果が出たのもすごく嬉しかったですしね。なので、これからもそういう新鮮な風を届けて10周年を盛り上げていけたらいいなと思ってます。

――インタビュー4へ

≪リリース情報≫
New Single
『FIRE』
2017.02.21リリース

【初回生産限定盤】CD+DVD
SRCL-9310~11 / ¥1,574(税抜)

【通常盤】CD
SRCL-9312 / ¥1,204(税抜)


≪ツアー情報≫
2017年6月12日(月)13日(火)Zepp DiverCity
2017年6月16日(金)Zepp Sapporo
2017年6月19日(月)20日(火)福岡サンパレス
2017年6月26日(月)Zepp Nagoya
2017年6月27日(火)Zepp Osaka Bayside

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