この騒動には一つ、見逃せないポイントがあります。それは、2007年3月8日、川内の要請を受けたJASRACが、森に改変版の歌唱を禁止するという、異例の処分を下したこと。しかも、その3日後に行われた森のコンサートでは、JASRAC関係者が会場入りして、改変版を歌わないように監視するという動きを見せたのです。
こうした状況もあってか、改変前のバージョンを歌うのは問題なかったものの、川内を憤慨された経緯も考慮して、森は『おふくろさん』及び川内康範楽曲の“封印”を宣言するに至ったのでした。
和解することのないまま、川内は2008年に死去。しかしその後、遺族の了承を得たことにより、森の『おふくろさん』が解禁となりました。この結末も含めて、なんともモヤモヤした騒動だったといえるでしょう。
(こじへい)
JASRACって大御所の権利は守るんだね
レベルの低い話。
まだ他人の痛みを知らない子供のケンカみたい。