フォローする基準は「投稿の世界観」

Instagramでフォローする基準を聞く質問(複数回答、以下同)に対して、「投稿の世界観が好きだから」(72.4%)という回答が1位。「投稿者のことが気に入ったから/好きだから」(66.8%)、「フォローされたから」(23.7%)と続き、「頻繁にいいねやコメントをしてくれるから」は10.3%と少数だった。

フォローを外す基準は「PRや広告商材の投稿が続いた時」(46.1%)がトップ。「フォローを外された時」(38.4%)、「世界観からはずれた投稿やダサイ投稿があった時」(31.5%)という結果に。
「サプリとか美容ドリンクばっかり宣伝されたときははずしました」(23歳女性・学生)、「コスメアカだったのに急に熱帯魚とかアップしだしたらフォローをはずす」(19歳女性・学生)といった意見があったという。

「インスタグラムをやっていてストレスになること」を聞くと、「副業系や興味のないビジネスアカウントにフォローやコメントをされる」が53.4%で1位に。「知らないおじさんなどにフォローやコメントをされる」(22.4%)、「いいねの数がすくない」(21.1%)といった順に並んでいる。
半数が「インスタグラマーになりたい」

Instagramにアップするときの平均撮影枚数は、「2〜5枚」が50.4%が最も多く、次いで「1枚だけ」が36.2%だった。アップする1枚の画像加工にかかる時間は「5分」が63.8%と圧倒的で、次いで「30分」が26.3%だった。
過去には「とにかく沢山撮影して奇跡の一枚を選び、たくさん時間をかけて加工する」という風潮があったが、昨今は「5枚以下の撮影枚数、かつ短時間」が主流になっているという。その背景として「雰囲気の良いフィルター」や「美肌効果が期待できる補正機能が充実した写真アプリ」の存在があると分析している。
Instagramに自分がよく投稿する内容は、「スイーツやカフェなどの食べ物系」が62.1%で1位。
「スイーツやカフェを選ぶ」基準については、「味が美味しい・好きだから」(77.6%)「お店の店内や外観がかわいい」(66.8%)「スイーツの見た目がかわいい」(59.9%)の3つが過半数を超え、「コスパがいい」(40.5%)「立地がいい」(15.1%)といった回答を上回った。

「インスタグラマーへの興味・志望」を聞くと、53.4%が「インスタグラマーになりたい」と回答した。理由は「新作コスメや飲料などの商品をもらいたいから」(58.4%)、「ブランドの発表会やイベントにいきたいから」(40.8%)、「憧れているインスタグラマーがいるから」(28.8%)といったものが続いた。
調査はInstagramを利用しているローリエプレスの女性ユーザー232人を対象にインターネットで実施した。