渡辺直美、日本の芸能界の不満を語る「ミスったら這い上がるチャンスも与えない」

7月18日放送のバラエティ番組『マツコの知らない世界』（TBS系）に、お笑いタレントの渡辺直美さんが出演。芸能界の現状について批判的に語り、ネット上で大きな話題を呼んでいる。

渡辺直美が芸能界を痛烈批判

今年の5月、過激なヌード写真を投稿することで度々炎上してきたキム・カーダシアンさんのInstagramがフォロワー1億人を突破。他にもジャスティン・ビーバーさんが恋人とのツーショットを投稿するなど、海外では芸能人のInstagramが話題を呼ぶことが多い。

18日の『マツコの知らない世界』では、そうした海外芸能人のInstagramと比較する形で渡辺さんが日本の芸能界について持論を展開した。渡辺さんは海外スターのゴシップに元気をもらっていると語り、「クレイジーな人が多い」「日本とは真逆ですよね」とコメント。さらに「昔は違ったと思うんですけど」と続けると、司会のマツコ・デラックスさんも「いかに人と違うかがスターだった。昔の芸能界はハリウッドに近かったと思う」と賛同してみせた。渡辺さんは現在の芸能界に不満を抱えているようで、「今はどうですか。ちょっとでもミスったらズルズル… 這い上がるチャンスも与えない」と発言した。

ネット上では渡辺さんの意見に共感する人が続出し、「分かるわ～。昔の芸人なんて警察沙汰の事件あったり、浮気とかざらで、それをネタにしてたもんね。今同じ事したら命取りだから…」「もっとめちゃくちゃな芸能人増えてほしい。本当につまらない」といった声が上がることに。

その一方、日本社会の中では芸能界はむしろ“復帰しやすい”と考える人もいるようで、「不倫とか色々な不文律を破っても復帰できるし、芸能界ほど甘い職業はないと思う。まずは普通の会社員をやってみろと言いたい」「一般社会でも犯罪歴あったら再浮上は難しい。芸能界は復帰できることがあるし、むしろ甘いと思う」といった意見が目立つ。

芸能人の復帰は簡単？

最近では大物芸能人のスキャンダルが続出し、江角マキコさんや成宮寛貴さんなど引退を表明する人も。しかし復帰を果たす芸能人も多く、2016年1月から不倫騒動でバッシングを受けていたベッキーさんは、同年5月の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（TBS系）で地上波に復帰。その後も徐々にレギュラー番組への出演を増やしているが、今月14日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』（日本テレビ系）では「月1回ペースで週刊誌にプライベートを撮影されてる」と騒動が尾を引いていることを明かしていた。

また淫行騒動で吉本興業を解雇された極楽とんぼの山本圭壱さんは、2016年11月に約10年ぶりとなる事務所復帰。今月1日に放送されたMBSラジオの『極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす！』では、かつてのレギュラー番組『めちゃ×2イケてるッ！』（フジテレビ系）のために予定を開けていると語っていた。しかし相方の加藤浩次さんは山本さんに対して、「スポンサーの問題とか局の意向とかあって出られないんだよ」とばっさり否定。復帰するチャンスを掴んでも、かつてのように華々しく活躍できるとは限らないようだ。