はるかぜちゃん「昼食時間15分」の横浜市立中学に苦言 「軍隊かよ」と批判の声
春名風花 オフィシャルブログより。

「はるかぜちゃん」こと声優の春名風花さんが7月30日、横浜市立の中学校で昼食時間が短すぎることについてにTwitterで苦言を呈し、話題になっている。


横浜市の公立中学では「昼食時間15分」


自身も横浜市の公立中学に通っていた春名さんは「いつになったら横浜の中学校に給食できるんだろう」とツイート。当日は横浜市長選の投開票日で、同市の公立中学校で未だ導入されていない給食制度が選挙の争点のひとつとなっていた。
さらに春名さんが通っていた学校では、昼食は家で作った弁当か予約制の配達弁当「ハマ弁」のどちらかで、食事時間は15分しかないと説明。職員室に取りにいく必要があるハマ弁を選んでしまうと、食べる時間がほとんど残らないため、「ぼくは食べるのが遅いので中学校三年間ずっとおなかがすいていました」と在学中の経験を語っている。

横浜出身の30代女性にも聞いてみたところ、やはり公立中学校に給食はなく、昼休みに部活の練習がある場合はゆっくりできないため、仕方なく部室で弁当を食べていたという。また、当時はそれが普通だと思っていたそうだ。

食事時間の短さについては、ネット上でも「お弁当箱を出して片づけるまで15分? ありえない」「軍隊かよ」「食育もなにもないな」と批判の声があがっていた。

春名さんは横浜市長へのお願いとして「中学校に給食を作ってあげてください。無理ならハマ弁以外のお弁当を買ってもいいことにしてください。それも無理なら職員室にハマ弁を取りに行ってハマ弁が食べられるくらいのまともなお昼休憩をください」ともツイートしている。


春名さんの訴えには「昼飯の時間が15分はかなり短いです!」「私の弟(共に横浜市内在住)は、学校での昼食時間が15分と短すぎて正しく持てていた箸の持ち方ができなくなってしまったと言っていました」と同じく横浜市の公立中学に通っていた人から共感の声が寄せられていた。


政令指定都市の中でも最も短い食事時間


横浜市会の古谷靖彦議員は、同市内の公立中学校に通う三男が「お弁当のご飯の量は少なくしてよ。食べる時間がないから!」と言われたとツイート。
また、横浜市を含め全国で20ある政令指定都市の公立中学の一般的な昼休憩時間を比較した表(横浜市会政策調査課調べ)も公開している。それによれば、昼休憩計45分、食事時間15分は、いずれもも相模原市、京都市などと並んで最も短かった。

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