先日、女優の武井咲とEXILEのボーカル・TAKAHIROが結婚することが発表された。しかも武井は妊娠3カ月とのことだ。

一部では、人気者同士の結婚をそう簡単に事務所は認めないため、妊娠で"強行突破"したのではという報道もされている。

「反抗期」だった……広末涼子の過去


さて、過去にも"できちゃった婚"という手段を結婚するために選んだ女優がいる。その人物とは、広末涼子だ。

このことは昨年、広末がプライベートや仕事について深く語ったロングインタビュー(雑誌『FRaU』2016年7月号に掲載)で明かされている。

広末といえば、若干15歳で出演したポケベルのCM(NTTドコモ)への出演がきっかけでブレイクし、以降もデビュー曲『MajiでKoiする5秒前』がヒットするなど、あっという間にスターダムの階段を駆け上がった。
しかし00年代に入ると、映画『WASABI』の製作発表会見での号泣や早稲田大学の中退など、スキャンダラスな部分がクローズアップされることになる。

インタビューのなかでは、20代前半の頃('00~'05年頃)は世間が自身へ向ける"優等生イメージ"に葛藤しており、「遅く来た反抗期」の状態だったと振り返っている。

広末が語った"できちゃった婚"の真相


そんな「反抗期」のさなかの2003年、"できちゃった婚"をした広末。インタビューでは、次のように語った。

「正直、確信犯ですよね。出来ちゃった結婚だと言われたけど、そうじゃないと結婚なんて出来ない状況だった」

当時の広末はまだ23歳(くしくも現在の武井咲と同年齢)。広末いわく、「もちろん結婚なんて許されない時だった」という。

しかし同インタビュー内では、この"できちゃった婚"を機に華やかな世界を一時離れた(約2年間の休業)ことは、「私の人生においては、すごく大切でした」とも振り返っている。


10代のころから脇目も振らずにフルスピードで芸能界を駆け抜けたために、本来の自分を見失ってしまった……。しかし、結婚・出産で一時的に芸能界を離れたことで、改めて自分と向き合うことが出来たということだろうか。

たしかに復帰後、数多くの映画・ドラマに出演し、女優としての地位を確立した現在の姿をみると、彼女にとって"できちゃった婚"は良いの意味で大きな転換点になったといえるだろう。

※文中の画像はamazonよりFRaU(フラウ) 2016年 07 月号
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