Twitterのアカウントがある日突然使えなくなる「凍結」騒ぎが多発中だ。しかし、Twitterの設定を一部変更することでアカウントが凍結しないという説が浮上して注目を集めている。


Twitterの凍結を避けるための裏技とは


何人かのTwitterユーザーが協力しておこなった今回の実験では、Twitterの「言語設定」を「日本語」と「英語」にした捨てアカウントを作成。用意した2つのアカウントで、「死ね」「殺すぞ」といった言葉をツイートし、さらにその2つのアカウントを別のアカウントから通報。その結果、言語設定が「日本語」になっているアカウントのみ、アカウントが凍結された。

この結果を受けてTwitterユーザーたちは、最近多発している「凍結」は日本語版Twitterだけの仕組みではないかと推測。言語設定を「日本語以外」にすることで凍結を回避するという裏技が誕生した。Twitterでは「言語設定」を「日本語」以外にする人が続出。「Twitterの言語設定、英語に切り替えてる」「とりあえずTwitterの言語設定を英語にしてきた」「Twitterの言語を英語にしたけど、あんまり今までと変わりなく使えてる」といった声が上がっている。

問題点は人の絡まない「自動凍結」?


今回の“凍結”騒動は8月頃から始まったもの。8月20日にはとあるTwitterユーザーが、蚊に何カ所も刺されてイライラしたあまり「死ね!」とツイートし凍結されたことが話題に。ツイートの投稿後、そのユーザーのもとにはTwitter社から「脅迫を含む内容の投稿」としてアカウントを凍結したという連絡が届いていた。

これらの情報からユーザーたちは、Twitter社が投稿されたキーワードなどをもとに機械的に凍結を行っているのではないかと推測。人が絡まず、機械的にアカウントが凍結されてしまう可能性のある今回の仕組みには、「自動凍結プログラムは修正した方がいい。今のままじゃ言論統制でしかない」「サービスが肥大化しすぎて自動凍結に頼らなきゃいけないのは仕方ないけど、仕組みの見直しは必須だよね」といった声が上がっている。
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