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会社によって異なることもある業務メールの送り方。とあるTwitterユーザーが疑問を呈した、会社でのメール送信時のマナーが話題となっている。
メールアドレスは役職順?
Twitterの投稿主は、他社から転職してきた人に「メールを送るときにはメール宛先欄は役職が上から順にしないとマナー違反ですよ!」という指摘を受けたことを告白。その指摘には「役職順に記入すると付加価値が生まれるんですか? そんなことに気を使ってる無駄な労力を仕事に使ってください」と返事をしたそうだが、いまだにこのような指摘を受けることについて「まだこういうアホがいてうんざり」と苦言を呈している。
この意見に同意する人は多いようで、ネット上では「意味不明な謎ルールはどこの会社にもあるんだろうな…」「メールなんて別に当人にちゃんと届けば良くない? 宛先の役職順をいちいち確認する暇はない」「これってやっぱり無駄な文化だよな」といった声が続出。
一方、「メールの宛先漏れがないよう確認する時に、何らかの基準に則って入れていれば確認も容易。つまり生産性も落ちない、ある程度合理的な手法とも思うけれど」「メール送る相手先の文化を考慮して役職順にしてる」「気にする人がいるんだから、相手の会社とうまく付き合うためにこれくらいやったらいいのに」といった反論の声も。
他にもあった会社の謎ルール
この投稿を受けて、2015年11月にバラエティ番組『スクール革命!』(日本テレビ系)で放送された「上司に出す印鑑は左に傾ける」というマナーを思い出した人もいる。番組では、マナー研究家の住友淑恵さんがゲスト出演し、「知らないと恥ずかしい大人の常識」として、印鑑は左斜めに傾けることがマナーだと紹介。稟議書などでは地位の高い人が印鑑を押す欄が担当者欄の左側にあることが多いため、そうすることでより地位の高い人の印鑑欄にお辞儀をしているように見えるのだとか。
このマナーには放送当時、「そんなくだらないことを真面目にやっているから、日本の会社はダメになるんだ」「社畜精神が心の底から根付いてるな」「承認印なのになぜお辞儀するように押さないといけないのかが理解出来ない」と批判の声が続出していた。
他にも会社によって様々な謎ルールがあるようで、ネット上では「タイムカードがあるくせに、残業が自己申告制」「飲み会では偉い人の両隣りに若手の女の子が座る」「早退するときは部署の人たちにお菓子を配らなきゃいけない」といった経験談が。社会にはいまだに様々なルールが残っているようだ。
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