
11月29日より、東京・渋谷にVR・ARゲームをしながら飲食を楽しめる新施設「VREX 渋谷宮益坂店」がオープンした。
同施設は、老舗書店「フタバ図書」が新たにVR事業に参入し、VRゲーム会社「ハラシス」とARゲーム会社「meleap」の協力のもとオープンした”ゲーム&カフェバー”。
フタバ図書の世良與志雄社長は「これまでのVR施設は没入感やリアリティの追及により、プレイヤーが個々に楽しむ形式のものでした。ですが、VREXは大切な人と一緒に過ごせる場所をコンセプトにしています。カップルはもちろん、友人同士の交流や、合コンなどの新しい出会いの場として使っていただきたい」と会見でコメント。その言葉通り、VREXで採用されているゲームは、同時にプレイするメンバーと協力したり、コミュニケーションを取りながらともに楽しむ内容がメインとなっている。
女性受け抜群のフード&ドリンクを用意

これまでのVR施設では、ゲームをメインとしている店舗がほとんどだが、「VREX」ではフード約50品、アルコールを含むドリンク約100種類などのメニューも豊富に取り揃えている。そのため、ゲームの休憩中には本格的なフードやドリンクで仲間たちとの時間を楽しめるというわけだ。また、フードにはフォトジェニックなショートケーキやフルーツ鍋、ドリンクにはスムージーも用意しているので、女性受けも抜群だろう。
最新の"デートスポット"として活用できる

同施設には最大6人でプレイ可能な「HADO」が遊べるARブースが1つ、そして最大4人でプレイ可能なオリジナルゲーム7種類が遊べるVRブースが3つ用意されている。激しい運動が必要なゲームもあれば、ゆっくり花火を眺めるゲームや、2人で協力してプレイするゲームもある。デートで使う際には、さまざまなゲームを通じて非日常的な空間を共有することで、グッと距離を縮めることができるしれない。また、人気のデートエリアが多い渋谷なので、買い物や飲み会のあとに“VRカフェ&バー“を組み合わせれば充実した一日になりそう。

ちなみに、ゲームの休憩中や飲食中は自身が遊んだときのプレイ映像を見たり、他のプレイヤーの様子をモニターで観戦することもできるので、これまでのVR施設で課題となっていた”アトラクションの待ち時間”に対するストレスはあまり感じず、安心して楽しむことができるだろう。
