
パナソニックは12月7日、短髪・長髪男性500人を対象に実施した「男性のヘアカット事情」の結果を発表。男性のヘアカットにかける金額や時間を調査をし、短髪と長髪の比較を行った。

短髪男性250人に美容院・理容室に通う頻度を聞くと、半数以上(55%)が「2~3カ月に1度」と回答。1回あたりに美容院・理容室で使う平均金額を聞くと、「3002.29円」だった。

そこで20歳から70歳までの間、短髪をキープするために美容院・理容室に通い続けた場合、一生でどれくらいお金がかかるか計算すると「約90万円」という結果に。短髪男子にとってカット代がかさむことは共通の悩みのようで、「美容院・理容室にかかるお金を浮かせたい」と考えたことのある人は7割(71%)にも及んだ。
しかし、短髪を当分続けたい男性は約9割(87%)を占めており、多くの男性が髪型をキープするためのコストにこれからも向き合う必要があるようだ。

長髪と短髪を比較するために、自分に合った髪の長さであるかどうかを聞くと、短髪(89%)よりも長髪(92%)のほうが「自分に合っている」と自信を持っていることが明らかに。
髪型と見た目の印象については、長髪は「大人っぽく見える」「自分のセンスが演出できる」、短髪は「清潔感が演出できる」と感じている人が多いことがわかった。


短髪男性がヘアカット代を浮かせる手段として「セルフカット」が挙げられるが、自分で散髪することに自信があるかどうかを聞くと、「ある」と答えたのはたったの1割(12%)だった。また4割以上(42%)が自分で散髪し、失敗した経験があると回答。具体的な失敗談は「すきバサミを使ったらバランスが悪くなり、一部分ハゲているようになった」(24歳)、「髪用のはさみではなかったので、髪の切り口が無茶苦茶になってしまった」(35歳)などの声が寄せられた。
調査は11月17日~20日、「美容院・理容室」に通っている20~40代の短髪・長髪男性(250人ずつ)を対象にインターネットで実施された。