蛇口からビールが出てくる夢のような体験をしてきた!

1997年に誕生した箱根ビールの20周年記念を祝うイベント「箱根ビール大感謝祭」が、東京の二子玉川ライズ・ガレリアで行われました。

イベントの目玉は蛇口をひねると出てくるビール。
マイグラス持参すると、形や大きさにかかわらず無料で注ぎ放題です。ビール好きにはたまりませんね。さっそくビアグラスを持ってイベントに参加して来ました。
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ビール好きたちが大集合!


イベントはお昼12時開始の予定。しかし想像以上に早い時間から入場の列ができ始めため、30分繰り上げてのイベント開始。さっそく会場には蛇口から出るビールを楽しもうという行列が。屋外なのに、ここだけ気温が3度くらいあがっているかのような熱気です。
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蛇口から注がれるのは箱根ビールの「箱根ピルス」。蛇口付近には、スタッフが常駐し、ビール注ぎのサポートをしてくれます。勢いよく蛇口をひねると泡が多くでてしまうので、チョロチョロと小出しにして泡が欲しいときだけ勢いを強めるなど調整しながら注ぎます。

参加者は「蛇口からビールを注ぐとテンションあがります!」と、ビールを手に笑顔の人ばかり。会場内には、SNSの写真用の蛇口も用意。「インスタ映え」もバッチリです。

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ジョッキ、ポット、ペットボトル…!? 想定外にビッグなマイボトル


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驚いたのはビールを飲む人や列に並ぶ人が手にしているマイグラス。なんと、飲みきれる量であれば大きさの制限はないとのこと! せっかく1杯無料なのだから、なるべく大きめのグラスを持っていこうとは思っていましたが、想像を越えるバラエティの豊かさでした。
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タンブラーや陶器のマグカップ、海外メーカーのロゴが入ったオリジナルグラスなどおしゃれなものから、居酒屋で使うビールのピッチャー、麦茶などを入れる1.2リットルのポットなど、大容量のものまで。「せっかくだから大きいサイズにしないともったいない!」と気合いで持ってきたという方もいました。
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イベントを知り、二週間前から容器について計画を練っていたという方も。結果、当日の朝に100円ショップへ。1リットルの計量カップに決めたそうです。今回使った軽量カップは今後植物の水やりに使う予定だそう。
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ドイツに住んでいたというグループの方々は、本場のオクトーバーフェストで購入したグラスで参戦。陶器のグラスは片手で持ちあげるのが大変なくらいの重さ。さすがビールの本場です。
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ちなみに一番驚いたのが、2リットル入りペットボトルの注ぎ口を切った自作のマイグラス。周りの参加者からもかなりの注目を集めていました。
参加者のみなさんからは並々ならぬビールへの情熱が感じられました。


かまぼことの相性はいかに!?


イベントでは、蛇口ビール以外に、「箱根ピルス」、「小田原エール」、「風祭スタウト」の3種類から1つを選んでマイグラスで飲めました。箱根ビールを醸造するのは、江戸時代から蒲鉾造りを続けてきた「鈴廣かまぼこ」。もともとかまぼこに合うビールというのが、箱根ビールのコンセプトだとか。かまぼことビールのペアリングも楽しめました。
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「箱根ピルス」はピルスナータイプのスッキリとしたビール。国際ビール大賞、アジア・ビアカップなどさまざまな賞を受賞。スッキリとしたなかにもコクがあります。

「箱根ピルス」に合わせるかまぼこは、手のひらサイズの紅白の板かまぼこ。正直、薄い味のかまぼこを想像していたため、ビールに合うとは思っていませんでした。ですが、このかまぼこはいつも食べているものとは違う。歯ごたえや味わいがしっかりとして、風味も豊か。
魚の旨みがギュッと凝縮されています。
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ひとつのかまぼこに、グチなどの魚が約7匹使われているとのこと。保存料、化学調味料を使わず、天然の素材のみで作られています。また、かまぼこ作りに使われる水をビール造りにも利用しているのも合わせやすいポイント。使われている水は、箱根・富士・丹沢連山で育まれた名水「箱根百年水」。かまぼこもビールも美味しい水が重要なんですね。

「小田原エール」は香りが華やか。香ばしさがあり、合わせる「焼きぼこ」ともぴったり。「焼きぼこ」には、ブランデーも使われていて、ちょっとリッチなかまぼこです。
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「風祭スタウト」は、焦がした麦芽でできた冬季限定のスタウトビール。濃い目のお料理にも合いそう。合わせるのは、チーズや明太子マヨネーズの入った「ぷちかま」。

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「鈴廣かまぼこ」では200種類以上のかまぼこがあり、今回はその中からビールに合わせるおすすめのかまぼこを提供。イベントでの一番人気は、「小田原エール」と「焼きぼこ」の組み合わせだったそうです。

イベントには都内のみならず、横浜や千葉など、関東近辺から足を運んだというビールファンも。二子玉川という場所柄か、家族連れや犬連れの人の姿も多く見られました。想像以上の反響で、1時間ほどで想定配布量に達したため受付終了。1500杯用意されていたというビールも早い時間になくなってしまったようです。「夏にまたやってほしい!」という声もありました。
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小田原にある「かまぼこの里」では、かまぼこ食べ放題やかまぼこ造り体験なども楽しめるとか。ビールとかまぼこ、この日本的な組み合わせにはまりそうです。
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今後も箱根ビール20周年を記念したイベントやキャンペーンなどが行われる予定だそう。今回、箱根ビールを楽しめなかった人もWeb上でプレゼントキャンペーンが行われているようです。
(橋村望/イベニア)
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