本田圭佑「無知の知」をTwitterで語る 「バカにする人は大抵大したことない」
本田圭佑 Twitterより。

サッカー選手の本田圭佑さんが1月17日、自身のTwitterを更新。自身の「哲学」をかたるツイートに反響が広がっている。

本田圭佑さんの語る“一流”とは?


話題になったのは「知ってるということを偉そうに振る舞い人をバカにする人は大抵大したことない。そういう人に限って一流を知らず井の中の蛙がほとんど」という投稿。さらに本田さんは「知らなけりゃ学べばいい。子供の頃のように。何も恥ずかしくない」と続けている。




さらにフォロワーからの質問にこたえる形で「どんなに成功しても謙虚に常に挑戦し続ける人のことを僕は一流と思ってます」「成功の保証はない。けど成長は保証します」とツイートした。

これには「おっしゃる通り! 人を見下す人にろくな人はいない」「知識をひけらかしてマウントを取る人ってダサいと思う。学び直すことなんていつでも出来るのに」「まったくもって同感。知識の量を誇るよりも知識の使い方を学ぶべきでしょ」「知識をつけることは大事だけど、他人にひけらかすために身につけるものではないと思う」といった賛同の声が上がった。

一方で「最近は知識量を軽視するような傾向があるけど、なんだかんだ“知っている”ことのアドバンテージは多い」「知識があるからと言って偉そうにする必要はないけど、無知を開き直るのもどうかと…」「むしろ知識のある人はどんどんひけらかして議論するべき。せっかくの爪をわざわざ隠すのは日本人の悪い癖」「それはごもっともだけどオレの考えは違った」といった反論が寄せられている。

またこれまでの彼の発言もそうだったように、ネット上では揚げ足を取ろうとする人が続出。「結局このツイートって“バカにするひと”をバカにしてるよね?」「本田さん頭にブーメラン刺さってますよ」「たった一文で矛盾してるの笑う」「急にどうしたんだろう… 何か嫌なことでもあったのかな?」といったツッコミも相次いだ。

池上彰さんも言及している「無知の知」


ちなみに本田さんのツイートと同じようなことを、知識人としてお馴染みの池上彰さんも言及していた。昨年12月12日に『教えてもらう前と後』(TBS系)という番組で、池上さんは「思わぬ質問にハッとすることがある」と打ち明けながら「無知の知」という言葉を紹介。「“自分はモノを知らない”ということを知る」のが大事だと語っている。

さらに池上さんは「“モノを知らない人”は、“自分がモノを知らない”ということを知らないんですよ」「“自分はモノを知らない”ということを知って、ここから先に進んでいくことが出来る」とも解説。そのため今回の本田さんのツイートにも、「つまり『無知の知』が大切ということか」といった声が上がっていた。
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