マッチングアプリや婚活サイトなど、ネットの出会いで1番大事なのは、やっぱり「顔」です。年収や相性なども大事ですが、顔が好みだと判断は変わっていきます。
ですが「イケメンだったらなんでも許される」というものでもありません。顔が重要とはいえ、その顔をアピールする写真から“自意識”がダダ漏れていると、女性にとっては「キモイ」「ナルシスト」といったマイナス評価につながりかねません。
では実際問題どんな写真が女性的にはNGなのか。またどんな写真だったら好感度が上がるのか、それぞれご紹介します。
NG間違いなしのダメ写真
1：自撮りはとにかく避けよ！
まず絶対的によくないのが、自撮り写真です。これはどんなイケメンでもおすすめできません。
自撮りをすることで2つのネガティブな要素が相手に伝わります。
・写真を撮ってくれる友達がいない
・不自然にキメ顔を作っていることがわかる
自然ではない状態が伝わってしまうのです。
また、男性の自撮りのほとんどが鏡越しの写真になってしまうのも、ちょっと残念なところ。鏡越しの自撮りはつい目線が下向きになってしまうので、せっかくの顔映りが悪くなり、暗い印象にもなってしまいます。
写真はきちんと誰かに撮ってもらうところから、始めましょう。
2：お酒はダメじゃないけれど……
お酒を持って笑顔でパチリ。なんてのはよくある写真の構図ですね。
ダメではありませんが、お酒が写った写真にはちょっと注意が必要です。
お酒好きっぽい写真を使うと、もれなくお酒が苦手な女性が遠のいてしまいます。
あなたが相手にお酒好きを求めているなら、逆にマッチングアプリや婚活サイトのプロフィール写真には必ずお酒が入った写真を載せるべきですが、そうでないならお酒アピールはとりあえず一旦脇へおいておきましょう。
特に一緒に写っているお酒が高くなるほど、お酒がダメな人から敬遠される確率も高くなりますので、ご注意を。
3：モザイクやスタンプはほどほどに
複数人での写真のため、モザイクやスタンプでの加工をしている人をよく見かけますが、これもなるべくなら写真の撮り直しをしましょう。
見栄えが悪いだけでなく、やっつけ感がものすごく出てしまいます。
また団体写真をマッチングアプリや婚活サイトのプロフィールに設定すると、サイズの問題で画質が荒くなる傾向があります。自撮り同様、まずは友達などに頼み、写真をとってもらうところから始めてください。
4：変顔はキャラ設定にご注意を
変顔やはじけたポーズの写真を載せている人が時々いますが、相手はプロフィール写真の印象を抱いたまま、あなたの人物像をイメージすることを忘れてはいけません。
つまり変顔やはじけたポーズなのにメールだと落ち着いていたり、実は内向的だと、女性側からすると「掴みどころのない人」なんて思われます。
過剰なアピールはいりませんが、自分の性格がよく出た1枚をチョイスするようにしたいですね。
5：スタジオ写真は本気の人以外使用厳禁
マッチングアプリでは、よくプロに撮影してもらった写真を使っている人がいます。
ステキな出来栄えばかりですので、本気の人にはオススメですが、逆に気軽な感じでスタートしたい人は、このようなバッチリ写真は使わない方がベターです。婚活にかける熱量と写真のクオリティは比例させることが大事です。
5つご紹介しましたが、ご自身の写真で当てはまるものはあったでしょうか？
すべてダメとは言いませんが、踏まないで済む地雷は避けるにこしたことはありません。ぜひ気になった方は写真を変更するなど早期対応をしましょう。
顔写真の撮影前に心得ておきたい女心3つ
ダメな事例がわかったところで、男性が写真を撮る際、心にととどめておいてほしいことが3つほどあります。
1：「よく見せたい」は女性に100％バレる
顔写真というのは、総じて男性よりも女性の方が撮られ慣れています。
プリクラ文化や自撮りが女性のものだったように、今でもやっぱり顔写真というのは女性の方がうまいし、加工技術も高いことの方が多いです。
だからこそ、男性が「かっこよくみせたい」「よく見られたい」と下心をむき出しに加工したり撮影角度を変えると、ほとんどの女性にその下心は読まれます。
そして、下心を読まれた男性は、女性からネガティブな評価を受けることも。
何が言いたいかというと「よく見せたい」という気持ちは抑えつつも、丁寧に撮影するのが1番です。
2：顔写真プラスαの要素があるといい
顔写真はその後のメッセージ交換につながる大切な入り口です。可能であれば、顔写真を撮影したシーンに、話題になるような要素を入れて置けるといいですね。
代表的なものは、旅行先での写真や、ペットを抱いた写真です。「あの写真の〜」と話題が続きそうなものを背景などに忍ばせましょう。
壁や無機質な部屋ではなく、写真全体にちょっとだけ工夫をしてみてください。
3：顔は小さくてもいい！
「プロフィール写真は顔がハッキリ写っているものを」と、マッチングアプリや婚活サイトの運営会社側が求めてきますが、筆者は「顔は小さくてもマッチする時はする」と思っています。
ご自身の顔や写真に自信がなかったら、背景を魅力的な場所にして、小さめの全身写真を載せても、相手には「なんだろうこれ？」という引っかかりは残せるものです。
たとえば全身が写った旅先での記念写真なんかは、旅行好きな女性に刺さりやすいので特にいいですね。
「自分は顔をアピールするほどじゃない」という方は、せっかくなら趣味が魅力的にうつる写真を心がけてみるのもひとつの策です。
写真について、ポイントとNG例をご紹介しました。どれから手をつけたらいいかわからない……という男性が撮り直しをする際、1番良いのは女性の友達に撮影をしてもらうことです。
出会いがないから登録するのに、そもそも女性に写真を頼むのは非常にハードルが高いのですが、女性は女性が好きな写真を知っていますので、可能な方はぜひちょっと無理をしてでも頑張ってみて！
最も大事なのに、多くの男性が手間をかけないマッチングアプリや婚活サイトのプロフィール写真。あなたも今日から対策を撮ってみましょう。
（おおしまりえ）
