2月16日、元AKB48の渡辺麻友さんが自身の公式Twitterで、「爆烈お父さんラスト、とても寂しいです…」とコメントしたことが話題になりました。
自身も出演した17日放送の『めちゃ×2イケてるッ!爆烈お父さん~最終回』(フジテレビ系)への所感をつづったわけですが、渡辺さんといえば、今から4年半前の同コーナーにおいて、爆烈お父さんこと加藤浩次さんにジャイアントスイングで豪快に投げ飛ばされ、さらには、土下座して「ありがとうございます!」と言ったところで頭を蹴られたために、ネットで大炎上したことで知られています。


思えば、1996年のめちゃイケスタート当初よりあったこの名物企画では、21年の長きに渡って、狂犬・加藤さんが旬の女性タレント相手に大立ち回りを演じ、数えきれないほど多くのお宝映像を輩出してきたものです。そこで今回、最終回を迎えた爆烈お父さんの名場面を振り返っていきたいと思います。


モー娘。福田明日香のジャージが脱げる


加藤さんの狼藉によって、女性タレントたちにちょっとエロいハプニングが起こることこそ、爆烈お父さんの醍醐味。このモーニング娘。第1期メンバー・福田明日香さんに起こった事故はその典型。お父さんがジャイアントスイングを仕掛けた際、途中でジャージがズルりと脱げて、太ももがあらわになってしまったのです。「ミラクルよ!ミラクル!」とお母さん役の光浦靖子さんがはやし立てていたこのシーンで、いったい、何人の少年たちが興奮を覚えたか計り知れません。


パイレーツ西本はるかの胸元が…


そして、もっとエロかったハプニングがこちら。いつものように胸元が空いた白の衣装で出演したために、加藤さんの攻撃を受けたことで、乳首が見えそうになっていました。


Z-1時代の上戸彩が登場


Folder5時代の満島ひかりやバラドルになりたてだった頃のベッキーも出演していた爆裂お父さんには、その昔、女性アイドルユニット・Z-1として活動していた当時14歳・中学3年生の上戸彩さんも登場。お父さんからは「意外にグランプリよりねぇ、特別賞の方が出世したりするんだよ」と言われ、上戸さんははにかみながら首をかしげていましたが、まさしくその通りになりました。



Folder5・AKINAの後頭部にとび蹴り


今やビビる大木夫人となり、芸能界とは一定の距離を置いている元Folder5のAKINAさん。演出上のこととはいえ挑発行為を繰り返した果てに、お父さんから後頭部にとび蹴り一閃。今ならまゆゆの一件と同じくらいの炎上騒ぎになるのは間違いありません。


高島彩にキャメルクラッチ


爆裂お父さんのジャイアントスイングに次ぐ必殺技といえば、キャメルクラッチです。これまで何人もの美少女・美女たちがその餌食になってきましたが、中でも印象的だったのが、新人時代の高島彩アナへのキャメルクラッチ。頬やまぶた、鼻をこねくり回されて、すごい顔になっていました。


オセロ松嶋出演回で、松竹芸能東京支社長に返り討ちにされる


オセロの松嶋さん登場回で、スタジオに見学に来ていたプロレス好きの松竹芸能東京支社長「コズモ難波」こと難波規精が急遽参戦。お父さんにジャイアントスイングをかけられるも、91キロの巨体ゆえまったく回らず。逆に、お父さんを軽々と抱きかかえ、マットに叩きつけていました。


とんねるずが矢島美容室として来襲


芸能界の大先輩相手ということで、いつものようにジャイアントスイングを仕掛けられず、モタモタするお父さん。そうこうしているうちに、ノリさんから側頭部にとび蹴りを食らったり、タカさんから腕ひしぎ十字固めを見舞われたり、『とんねるずのみなさんのおかげでした』のスタッフ・マッコイ斎藤さんから逆にジャイアントスイングをされたりと、完全に矢島美容室ペースで、好き放題やられていました。

このように、これまでさまざまなタレントたちと対戦してきた爆裂お父さん。アントニオ猪木さんの闘魂ビンタやダウンタウン浜田さんのツッコミ同様、お父さんのジャイアントスイングは、もはやかけられると芸能人としての箔がつく、伝統芸と化しているきらいさえあります。せっかくここまで大事にしてきた技及びコンテンツなのだから、『めちゃイケ』終了後も、『27時間テレビ』などで折に触れて披露してもらいたいものです。
(こじへい)
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