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メダロットの「神アニメ」だった第1作 大人になってわかる深いセリフも

メダロットの「神アニメ」だった第1作 大人になってわかる深いセリフも
画像出典:Amazon.co.jp「メダロットDVD-BOX 2

「メダロット」という作品を覚えているだろうか。
1997年のゲーム発売とコミック連載開始を皮切りに、2000年にかけてメディアミックス展開された作品だ。人気は根強く、2017年には20周年記念としてゲームの1~5をまとめて収録した「メダロットクラシックス」がニンテンドー3DS用ソフトとして発売されている。
今回は「神アニメ」との呼び声も高いTVアニメ第1作を中心に、その魅力を振りかえる。


メダロットの世界観


ゲーム、コミック、アニメに複数のシリーズがあり、それぞれ微妙な違いはあるが、「メダロット」自体の設定は共通している。

メダロットとは、メダロット社が開発した意志を持ったロボットのこと。骨組みとなるティンペットに、頭部、右腕、左腕、脚部の4つのパーツを装着。そこに頭脳となるメダルを組み込むことで完成する。
このメダロット同士を戦わせる遊び「ロボトル」が巷でブームに。人気の理由はパーツ交換をできるカスタマイズ性。しかもパーツはコンビニで手軽に買える、という設定だ。

作中でメダロットの体長は約1メートルと、小学生より少し小さい。それぞれに個性があり、人間と同等に会話ができる。ただのオモチャではない、子供にとって友達ともいえる存在なのだ。


TVアニメ第1作のクセが強すぎるキャラクター達


TVアニメは、テレビ東京系列にて1999年に「メダロット」、2000年に「メダロット魂」が放送された。特に第1作は「隠れた名作」「神アニメ」とも言われている。監督は「青の祓魔師」「七つの大罪」などで知られる岡村天斎氏が担当した。

アニメの世界観は、ゲーム「メダロット2」をベースにしている。主人公の小学生イッキと、相棒のメダロット・メタビーとのロボトルと友情がストーリーの主軸だ。
毎回組み込まれるロボトルが見せ場で、スポ根ものを思わせる熱い闘いが繰り広げられる。
愛と勇気と友情を描きながら、それが白々しくならないのは、登場するキャラクター達のクセが強すぎるからだろう。

主人公の天領(てんりょう)イッキと、相棒のメタビーは、全く息の合わないコンビだ。
イッキはメダロッターとしての才能を秘めているが、普段はお調子者で、ちょっと怠け者。いつでも熱血のメタビーは、そんなイッキをマスターとしては認めない。イッキも命令を聞かないメタビーに不満を持っている。
毎回ケンカを繰り広げる2人だが、共にロボトルを闘ううちに、友情が芽生えていく。その過程が、この作品の見どころのひとつだ。

時に闘い、時にタッグを組む、イッキの友達やライバルもクセが強い。
甘酒(あまさか)アリカは、イッキの幼なじみで新聞部部長。常にカメラを持ち歩き、週刊誌記者並みのグイグイくる取材力でスクープを狙う。
イッキが憧れる純米(じゅんまい)カリンは、心優しいお嬢様だが、天然すぎて周りを惑わす魔性の女でもあった。

大人のキャラクターは、輪をかけて変な人が多い。
筆頭は、ミスターうるち。世界メダロット協会の公認レフェリーであり、真剣ロボトルが始まると、いかなる場所でも突如現れる。海なら沖から舟を漕いで登場するなど、神出鬼没。決まり文句の「合意とみてよろしいですね?」はファンにはおなじみだ。

ひよこ売りのおじさんも印象深いキャラである。街の片隅でひよこを売っている謎の人物で、イッキがピンチの時、なぜか近くに現れる。かといって直接助けることはないが、なんだか深い言葉をくれるのだ。
例えば最終回では、こんな言葉を残している。

「この世の中には2種類の大人がいる。きっちり責任を果たす大人と、果たそうと努力している大人だ」
ミスターうるちが「責任果たさない大人だって、世の中にはたくさんいるんじゃないでしょうかね」と返すと、おじさんはこう答える。
「それは大人じゃねぇ。ムダに年齢重ねただけのクソガキさ!」

大人になった今こそ理解できそうな言葉だ。
また、キャラクターではないが、たまに辛口だったりシュールだったりするナレーションも、いいアクセントになっている。
「夜の街、そこはママは行っていけないというが、パパにとっては行くとうれしいところだったりする」といった具合だ。

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