そんな我が家が参考にしてきたWEB連載がある。マンガ家ユニット・うめ(小沢高広と妹尾朝子)が自分たちの子育てを綴ったエッセイマンガ『ニブンノイクジ』だ。このほど、『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』(マガジンハウス)として単行本化された。

そこで今回は、本の中で記されてあることもないことも含め、親としてもフリーランスとしても大先輩のふたりに、育児のこと、仕事のこと、夫婦のことをアレコレ教えてもらった。

教えてうめ先生「仕事量って減りました?増えました?」
───2014年から『ニブンノイクジ』として「ママテナ」「cakes」で連載されてきて、今回、ついに単行本化。まず聞きたかったのが、『イクメンとよばないで ニブンノイクジ』と、連載時からタイトルを変えた理由ってなんだろう?と。
小沢:マガジンハウスさんからのご提案です。もっと引っかかりをつくろう! というか、ぶっちゃけ売れますように、という(笑)。で、妹尾が思いついて、マガジンハウスさんも、それはいい、となりました。
妹尾:最初、『丁寧じゃない暮らし』とか『ダメ親の●●●』みたいなのも案としてはあったんですが、そこまでダメアピールもしてないよね? みたいな(笑)。育児物で、そんなちゃんとしたママじゃないよー、安心してねー、みたいな描き方は割とよくあるんですけど、そこはあまり描いてないですからね。