
■コブクロ/【KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE】レポート
2018.07.15(SUN) at 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
(※画像6点)
5月26日の静岡エコパアリーナからスタートしたコブクロの全国ツアー『KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE』が7月22日に京セラドーム大阪でファイナルを迎えた。今年の9月8日に結成20周年を迎えるということで、今回のツアーはバンドメンバーのサポートなし、小渕健太郎と黒田俊介の二人だけのツアーとなった。
7月15日、さいたまスーパーアリーナ2デイズの2日目。会場の真ん中にはセンターステージが設置されている。開演時間となり、大きな紗幕に二人が大阪のストリートでライブを行っていた時の映像が映し出された。期待が膨らむ中、二人が登場し、メジャーデビューシングル曲「YELL~エール~」でライブがスタートした。

「One Song From Two Hearts」「Million Films」、そして路上出身の彼らを象徴する曲「ストリートのテーマ」を立て続けに聴かせた。「ようこそいらっしゃいました! コブクロです! コブクロ結成して初めてのギター1本のツアーです。いつもはバンドがいますけど、今日はいません。だからこそ、みんなの手拍子や歌声を、どうぞどうぞ! いつもの何倍のエネルギーでステージへ送ってください!」と小渕がファンを煽り、「君になれ」へ突入。

中盤は日替わりメニュー。お客さんに歌ってほしい曲を聞いたり、自分たちが歌いたいと思っている曲を歌ったり、毎回違った曲が聴けるという楽しみがある。この日の日替わり曲は「流星」「Bell」「ANSWER」の3曲。歌う前に歌うパートの確認などをステージの上で行い、普段のステージでは見られない打ち合わせ風景も見られるという貴重な場面もあった。

「ギター1本でやろうと言い出したのは黒田の方で、昨年のツアーの時に『次のツアーはそうしたいよ』と。最初はなかなかステージが浮かばないというか、いつもいつもバンドで、何年もやってきたから。でも、浮かぶ景色が二人だけで橋の上とか商店街の中で歌ってた、あの二人というのをツアーで表現できるんだ。でも、一筋縄ではいかないだろうなと思いながらも楽しみで楽しみで。そもそもは、何人かでバンドを組んでという話を最初に黒田としたんですけど、『いや、二人でやろう』と。ライブハウスでライブをやったら1ヶ月に1回で年に12回でも、何人のお客さんと出会えるんだろう、と。でも、今日二人で路上ライブをやったじゃん。小さな商店街だったけど、今日だけで500~600人くらいの人が聞いてくれたよ。という話になったんです。月に1回と言わずに、できる限り歌いに行こうと思ったんです」と、二人で歌い始めた頃のエピソードも聞かせてくれた。

本編最後は、ツアータイトルにもなっている「ONE TIMES ONE」。
アンコールを含めて18曲。たっぷり3時間超のライブは、黒田の歌、小渕のギターと歌、二人のハーモニー、トーク、お客さんを含めた一体感など、コブクロの魅力が凝縮されていた。
なお、9月16日には小渕の故郷・宮崎の生目の杜運動公園 多目的グラウンドで結成20周年記念ライブの開催が発表された。
(取材・文/田中隆信)

≪リリース情報≫
30th Single
『タイトル未定』
2018.11.07リリース
WPCL-12953 / ¥1,204(税抜)
[収録曲]
3曲+Instrumental 3曲収録予定
≪ライブ情報≫
【KOBUKURO 20TH ANNIVERSARY LIVE IN MIYAZAKI】
2018年9月16日(日)宮崎市生目の杜運動公園 多目的グラウンド
12:30開場 / 14:30開演
チケット¥8,200(税込)
一般発売日:2018年8月11日(土)
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