韓国R&B界の新星 Zion.T(読み:ザイオンティ)が本日8月19日(日)、ZOZOマリンスタジア&幕張メッセ特設会場で開催されたSUMMER SONIC 2018に初登場し、訪れたオーディエンスを熱狂させた。
Zion.Tは、2011年にデジタルシングル「Click Me」でデビュー。
その後、BIGBANGなどワールドクラスアーティストのプロデュースを多数行う、YG ENTERTAINMENTを代表するサウンドプロデューサーTEDDY主宰のレーベル「THE BLACK LABEL」に移籍。2017年、G-DRAGON(from BIGBANG)参加「Complex(feat.G-DRAGON)」を収録したアルバム『OO』を「THE BLACK LABEL」からリリースし、同曲はmelonを始めとした韓国主要音源チャートで1位を獲得しスマッシュヒット、韓国のみならず各国のitunesチャートにおいて好成績を記録。今春実施されたアメリカ4都市・カナダ2都市を廻るツアーなど、韓国のみならずワールドワイドに活躍する実力派シンガーである彼の歌声とパフォーマンスに期待が集まっている。
長らく来日が待ち望まれ、一刻も早い活動が熱望されていたZion.Tがついに日本に初上陸。本年より新たに新設され、良質のアーティストが数多く出演する「Billboard JAPAN STAGE」に登場した。
ステージに現れると、昨年2月にリリースされ、今なお全世界でヒットを記録している最新アルバムより、G-DRAGON(from BIGBANG)が参加し話題を集めた「COMPLEX」、アップテンポなポップチューン「THE SONG」などを立て続けに披露し、オーディエンスは熱狂。彼が歌い始めるやいなやステージにはさらに続々と人が集まり、たちまちステージは多く人により埋め尽くされ、Zion.Tの人気の高さ、初見でも人を惹き付ける彼の魅力が証明された。
パフォーマンスの最後には、Zion.Tの名前を大きく広めた名曲「Yanghwa Bridge」(ヤンファ大橋)を披露。美しいメロディが特徴的なメロウで温かなバラードに、訪れたオーディエンス全員が酔いしれた。
今年の公演は、各日ヘッドライナーのNOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS、BECKを筆頭に、多くの洋楽ロック、ポップスアーティストが中心となるラインナップとなった。そんな洋楽のアーティスト勢に退けをとらない、彼の圧倒的な歌声とステージングは観る者を多く惹き付け、Zion.T初の日本パフォーマンスは大成功のまま幕を閉じた。
今回のSUMMER SONIC出演を皮切りに、Zion.Tがいよいよ本格的な活動をスタートさせる。本日のMCでは、楽曲の制作も積極的に行っていることも告げており、新曲の発表も予感させた。
パフォーマンス直後にはSNSのトレンドで彼の名前が9位にランクインするなど、日本国内での注目度の高さも窺い知れることとなった。