JOYSOUNDが、1,000万人以上の会員数を誇るカラオケ・ソーシャルメディア「うたスキ」の会員登録情報と、歌唱に基づき集計した「2018年 年代別カラオケ年間ランキング」を発表した。
※集計期間:2018年1月1日~11月30日。
※選曲番号別ではなく、楽曲別として、“本人映像”や“アニメカラオケ”等のオリジナルコンテンツも合算
※昨年21位以下の楽曲を「圏外」と表記
年代別に紐解く、2018年カラオケヒット曲
【10代】年間ランキング1位の米津玄師「Lemon」をおさえ、バルーン「シャルル」が1位に。動画投稿サイトなど、ネットが新しい音楽との出会いの場となっている10代では、「シャルル」のほか、みきとP feat.鏡音リン「ロキ」、ナユタン星人「エイリアンエイリアン」などボカロ楽曲が8曲ランクイン。一方、米津玄師は、1位は逃したものの、昨年と比較しランクイン曲数が1曲→6曲と大幅に伸び、幅広い楽曲に人気が集まった。
【20代】10代での1位バルーン「シャルル」が2位となり、年間ランキング同様、米津玄師「Lemon」が1 位を獲得。TOP20のうち、7曲アニメソングがランクインし、昨年同様アニメの影響力の強さを感じさせる20代。10位のsupercell「君の知らない物語」(『化物語』ED曲)、16位のfripSide「only my railgun」(『とある科学の超電磁砲』OP曲)はこの年代にのみランクインしている特徴的な楽曲だ。
【30代】 20代に続き米津玄師「Lemon」が1位を獲得。2018年間ランキング<アニメジャンル>で1位の高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」が2位をマークしエヴァンゲリオン世代からの根強い人気を示した。2018年発売曲の中で人気の高い菅田将暉「さよならエレジー」、DA PUMP「U.S.A.」もTOP20以内にランクインし、新しい曲への人気も高い世代となっている。
【40代】TOP2は30代と同じ楽曲がランクインするものの、中島みゆき「糸」やレベッカ「フレンズ」、尾崎豊「I LOVE YOU」など、青春時代を彩る名曲が並ぶ40代。秦 基博「ひまわりの約束」、Mr.Children「HANABI」、ポルノグラフィティ「サウダージ」、スキマスイッチ「奏(かなで)」など近年のヒット曲が定番化。
【50代】 往年の名曲が並ぶ中、2018 年発売曲の米津玄師「Lemon」が堂々1位を獲得。
【60代】石川さゆり「津軽海峡・冬景色」、里見浩太朗/横内正「あゝ人生に涙あり」を筆頭に、演歌・歌謡曲の人気が高い60代。昨年と比較しても上位曲の入れ替わりがほとんどなく、定番曲が強さをみせる一方、圏外からランクインした楽曲は、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃“夢の途中”」や高橋真梨子「for you…」など女性歌手の曲が目立った。
なお、特設サイトでは、年代別はもちろん、男女別のランキングも掲載中。
[参考]2018年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング(総合)
■「2018年 年代別カラオケ年間ランキング」 特設サイト