PrizmaXがMC一切無しのコンセプトライブ 「俺たちはホリックを、絶対に裏切りません」

PrizmaXがMC一切無しのコンセプトライブ 「俺たちはホリックを、絶対に裏切りません」
撮影/笹森健一

ボーカルの森崎ウィンがスティーブン・スピルバーグ監督映画『レディ・プレイヤー1』に抜擢されたことでも知られる超国際派4人組ダンスボーカルユニットPrizmaXが、ライブ『PrizmaX Nonstop』を12月15日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開催した。タイトルが表す通り、彼らの武器である歌と踊りを全面に押し出したMC一切無しの新たなコンセプトライブということで、昼夜二部制にもかかわらずチケットは全てソールドアウト。各メンバーがトラック制作から作詞までを手掛け、秋冬に4ヶ月連続で配信されたメンバープロデュース曲を初披露する等、1ボーカル&1ラッパー+2パフォーマーによるハイレベルなステージングにより、わずか1時間で19曲を披露してみせた。まさしくジェットコースターのようなライブの最後には、来年7月6日に豊洲PITでワンマンを行うことも発表。満員のホリック(PrizmaXファンの呼称)に2018年を締めくくる素敵なプレゼントを届けてくれた。

PrizmaXがMC一切無しのコンセプトライブ 「俺たちはホリックを、絶対に裏切りません」
撮影/笹森健一

PrizmaXがMC一切無しのコンセプトライブ 「俺たちはホリックを、絶対に裏切りません」
撮影/笹森健一


まずは午後3時からスタートした昼の部。煙草に火をつけて息が吐き出される音が流れ、ステージに“Nonstop”の文字が電飾で灯ると、都会の雑踏音から島田翼のプロデュース曲「rewind」でライブは幕開けた。音楽ギークの島田によるUKガラージを基軸にしたサウンドに乗るダイナミックなダンスは、一つひとつの動きが指先まで完璧にコントロールされたもの。その端正なフォームに、客席からは感嘆のため息と拍手が湧く。

「Nonstop! ラストまでついてこれますか!?」という福本有希の煽りから雪崩れ込んだ「It's Love」では、力強さと繊細さを兼ね備えた森崎ウィンの表情豊かなボーカルに、アンニュイに叩きつけられる清水大樹のラップ、そして迫力満点のダンスパフォーマンスとPrizmaXの個性をしっかり提示。曲中で2名の男性ダンサーがハイタッチで合流する小粋な展開といい、4人のスタイリッシュな装いといい、都会的な空気が場内を満たして、この安心して五感を委ねられる成熟感こそPrizmaX最大の魅力と実感させる。

PrizmaXがMC一切無しのコンセプトライブ 「俺たちはホリックを、絶対に裏切りません」
撮影/笹森健一

PrizmaXがMC一切無しのコンセプトライブ 「俺たちはホリックを、絶対に裏切りません」
撮影/笹森健一


そのスキルは、続くラブソング・メドレーで存分に発揮されることに。太いビートでパワーの際立つ「Never」から、なめらかな森崎の歌声がメロディックに響き渡る「yours」(夜の部では「Without you」)、スカーフを小道具にしたセクシーな振りつけで歓声を呼んだ「Orange Moon」と休みなくドロップして、ダメ押しに届けられたのは福本プロデュースによる「South Cross」。ストーリー性豊かなダンスと想いの籠もった歌で綴られるラブバラードにオーディエンスは魅入られ、その強い“愛”の表現に満場の拍手を贈った。
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