
さて今回は女性の筆者が、20代前半の塩顔男子と日焼しけた肌にひげが似合う外資系男子という両極端な一般男子2名をワークマンにお連れし、「女目線で」カッコいいと思えるアイテムを身に着けてもらった。お財布に優しいながらもカッコ良いおしゃれを楽しみたい皆さんに、ぜひ参考にしていただきたい。
全く作業服に見えない爽やか表参道系

いやあ…女性がこれを見ても、上下ともワークマンとは全く気付けない。ブルーグレイがさわやかなこの格好でなら、ぜひとも横に並んでデートしてほしいと願う女子も多いことだろう。表参道あたりでエスプレッソを飲みながら…なんておしゃれな週末もサマになる。

パンツはたったの1,900円! 作業洋品店だけに生地はかなり頑丈だが「全く重くない(モデルの男性)」とのこと。ファスナーポケットが付いているなど作業服らしさも残っているが、これがむしろオシャレなアクセントになっている。ちなみに彼はこのパンツが気に入り、その場で購入してしまった。
ハードなベストもきれい系に

同じパンツを着用しながらベストを羽織ってもらった。上部は黒レザー風、全体的な身ごろはブラウンの迷彩柄という、本来なら男臭くハードな雰囲気になりがちなこのアイテムも、白パンツ×革靴に合わせると一気にモテコーデに変身してしまう。「爽やか×ハード」は女性の目には美しく映るこのコーディネートには、シルバーアクセを着けると一層おしゃれ度がアップするだろう。
塩顔男子が迷彩をダボッと着ると

女性に人気の窪田正孝や米津玄師に共通する点だが、二人とも塩顔、体の線が非常に細く、大きめの上着を着ては「実際にはもっと線が細いのかしら?」と女性に想像させる。どうやらこうした「想像力を掻き立てる系」男子が、最近では女子のハートを掴むらしい。もともと作業服店のワークマンにはまさにダボッとした上着が揃っているため、あえてワンサイズ大き目のジャケットを急いで入手したいときの駆け込み寺にもなる。
男っぽさを前面に出したい時にもワークマンは大活躍

続いて、日焼けした肌に髭が似合う、男の色気があふれるタイプの男性にも協力してもらった。外資系で年収ウン千万コースの彼でさえも「ワークマンは積極的に活用したいおしゃれ洋品店だな」と太鼓判を押している。まずは、このオレンジジャケットを着てアクセサリー的にイヤーラックを着けてもらった。女目線で言うと、この格好でバイクや格好良い自転車にまたがられたら、もはやおしゃれなスポーツ男子にしか見えない。

ちなみに、このジャケットはワークマンでもイチオシアイテムのようで、どの店舗に行ってもだいたい扉の近くに掲げられている。裏地がアルミの防寒様式になっており「超温かい!(モデルの男性)」うえに、マジックテープで前面を開閉できるという便利さがウケている。
作業品店ならではの生地の工夫がやばい

ジャストフィットする迷彩ジャケットに、一瞬デニムに見えるボトムを合わせてもらった。このパターンならスニーカーが似合うだろう。彼のように肌が褐色で男っぽいタイプはこうしてスリムに着こなすと「普段から鍛えている細マッチョ」に見え、女性には素敵に映る。でもこれは薄着だから寒いのでは?という心配も無用だ。なぜなら・・・

見よ! この裏地を。全面が起毛生地なのだ! 真冬の屋外でも作業できる生地を選んできたワークマンだからこそ作れる一品だ。そして、また繰り返すが、これも非常に軽いため着用し続けても脚が全く疲れない。
どこまでも軽やかに、華やかに

正直に言う。
それにしても、朝7時から開店しているワークマンはいつでも駆け込める便利さが素晴らしい。これなら突然のデートにも対応できそうだ。それだけに、他の格安衣料品店は真剣に頭を悩ませているのではないだろうか? 品質、おしゃれ度、開店時刻…全ての点においてがカジュアルメンズファッション界にとっての大脅威になるだろう。
今回選んだアイテムは全て女性目線のモテコーデ。上下で5,000円もしないパターンがほとんどだから、ぜひ一度試してデートを楽しんでほしい。
(タカヤナギ)