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3600円のタスク管理アプリ「たすくま」はなぜ人気なのか 

3600円のタスク管理アプリ「たすくま」はなぜ人気なのか 
画像はイメージ

「たすくま」というタスク管理ツールが人気を集めている。とてもシンプルなツールでありながら、実際に働き方改革を実現した事例もある。どんな風に活用されたのか見ていこう。

たすくまの特徴


3600円のタスク管理アプリ「たすくま」はなぜ人気なのか 

Taskuma(たすくま) とは、富さやかさんが開発した、タスク管理を行うためのiOSアプリだ。

「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」で知られる、有限会社サイバーローグ研究所の大橋悦夫さんが開発した「TaskChute(タスクシュート)」というExcelベースのタスク管理ツールがベースとなっている。

たすくまはタスクシュートのExcelとは連携せず、iOS上のみで動く。現時点で3,600円の有料アプリである。

タスク管理アプリは数多く存在するが、たすくまにはどんな特徴があるのか。ベースとなるタスクシュートの特徴から、たすくまならではの特徴まで、たすくま開発者の富さんは次の3つを挙げる。

「実際にやったこと」からタスクリストが立てられる

「タスクシュートが他のタスク管理ツールと大きく異なるのは、まず記録ありき、という点です。多くのタスク管理ツールでは、まず『やるつもり』のことを登録して、できたものを消していくというのが普通です。これに対して、タスクシュートではまず『実際にやった』ことを記録していきます。そして、今日やったことは明日もやる、今週やったことは来週もやる、という風に、やったことの記録に基づいてタスクリストが作られていきます。

たいていの人の場合、記録から作られたタスクリストは、1日でこれだけのタスクがこなせたら理想的!というリストからはかけ離れたものになるはずです。理想的なリストというのはワクワクするものですが、実行できなければ意味がありません。つまらなく見えるかもしれませんが、できないリストを作って、いつまでもできないタスクを増やし続けるよりも、現実的なリストを元にできることを探っていくほうが実現可能性は上がります」

見積時間と終了予定時刻の設定も可能

「もう一つ特徴的なのは、見積時間と終了予定時刻です。タスクシュートでは、各タスクにどれだけかかりそうかという見積時間を設定していきます。

そうすることで、リストにあるタスクがすべて終了すると何時になるかが分かります。これが終了予定時刻です。終了予定時刻が表示されていることで、タスクリストにあるタスクが多すぎないか、今やっているタスクが長引けばどうなるかといったことを常に意識することになります。

このタスクをやれば寝るのが遅くなる、早く寝たければ他のタスクを削る、という風に判断を迫られることになります」
3600円のタスク管理アプリ「たすくま」はなぜ人気なのか 


ライフログ重視


「タスクシュートにはExcel版TaskChute、iPhone版たすくま、Web版TaskChute Cloudの3つが公式ツールとして存在します。

タスクシュート方式のタスク管理ができるという点は共通していますが、それぞれ開発者とプラットフォームが異なるため、少しずつ方向性に違いがあります。

タスクシュートのツールの中では、たすくまは『ライフログ重視』と言えます。iPhoneアプリであるということもあり、いつでも手元に持っているからメモが取りやすい、写真も使える、他アプリとの連携も比較的しやすい、とライフログとの親和性が高いです。Apple Watchにも対応しましたので、よりこまめな記録をとりやすくなっていると思います」


「たすくま」で働き方改革を実現した事例


3600円のタスク管理アプリ「たすくま」はなぜ人気なのか 

たすくまは、一度使うと手放せなくなる人が続出しているようだ。しかも「働き方改革」として残業削減や業務効率化を実現した事例もあるという。

どんな風に実現したのか、富さんはいくつかの事例を示す。その成功のポイントを教えてもらった。

1.やらなくてもいいことを明確にしてほぼ残業ゼロに


「複数の会社員の方は、たすくまやタスクシュートを駆使して、やらなくてもいいことを明確にしながら、ほぼ残業なしを実現しています。共通しているのは、タスクシュートを活用して、やらなくて良いことをやらずに、やるべきことだけに集中することで、生産性を高めつつ残業ゼロを実現しているという点です」

2.習慣化しやすくなることでレベルアップ


「仕事のための勉強や、生活を整えるためのタスク等、社会人として習慣化できると嬉しいことは多くあります。タスクシュートは『繰り返しやること』を重視するので、習慣化との相性が良いのです。この習慣化により、一日10分でも本を読む、といったように小さな学習の積み重ねで社会人として成長できるという観点から、間接的に働き方改革に向けた自己研鑽につながっているといえるかもしれません」


たすくまのタスク管理をより効率化する方法


たすくまを使って業務効率化を図るためには、どんなコツがあるだろうか。

記録を取るのに慣れる


「一般的にタスク管理の最初の関門は継続です。たすくまでのタスク管理で挫折しないためには、まず記録をとることに慣れることです。最初は少し大変だと思いますが、とにかく記録をとって、リピートタスクを蓄積していくというのが第一歩です。リピートタスクがたまっていくと、朝一番にたすくまを起動したときには、その日のリストの大部分ができている状態になります。そうなれば、リストのメンテナンスに必要な時間も記録の手間もぐっと少なくなってきます」

ショートカットを覚えて使う


「賛否両論ありますが、たすくまにはショートカット的な操作が多くあります。もちろんすべてを使う必要は無いので、ご自分でこれはこっちの操作を使うほうが楽だな、と思えるものはどんどん使って慣れていただくと、さらに効率的です」

【取材協力】
たすくま

(石原亜香利)

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