
20世紀を代表する伝説のロックバンド“ビートルズ”。誰もが知る、そのビートルズの創世期であるハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』が舞台化、5月25日(土)より開幕する。
初日公演に先がけて、マスコミ向けにフォトコールと囲み取材が行われ、戸塚祥太、加藤和樹、辰巳雄大、JUON、上口耕平らが出席した。


舞台の仕上がり具合を聞かれた戸塚は「準備バッチリです!」と満面の笑み。そして、スタッフから「ビートルズの皆さん」と呼ばれる度にテンションが上がってうれしかったと語り、辰巳が「令和のビートルズです」と発言、取材陣を笑わせた。
舞台では、実際に生演奏でビートルズのナンバーを披露する。加藤いわく、「2月に集まった時には、学生バンドかなってくらいだった」そう。「初めての会話が音でしたから」とは上口。辰巳にいたっては、楽器の腕前はほぼ初心者で、演出の石丸さち子氏に「おまえ、マジか」という表情で見られ、その後毎日8時間、練習に臨んだと明かした。

会見は終始笑いに包まれ、キャスト陣の仲の良さが垣間見えるものに。辰巳は「稽古中、みんな距離感近くいた」と語り、加藤も「コンサートツアーをやりたいくらいです」と意気込み、他のメンバーも「やりたいよね」と口々に言っていた。
最後に、舞台への意気込みを聞かれた戸塚は、「とにかくロックに始まり、一時(いっとき)も速度を落とさずに、ロックで駆け抜けたいと思います」と、見ごたえのあるステージになることを約束した。
舞台『BACKBEAT』は本日開幕。東京での20公演を終えたあとは、兵庫、愛知、神奈川で上演される。




公演情報
『BACKBEAT』
作:イアン・ソフトリー スティーヴン・ジェフリーズ
翻訳・演出:石丸さち子
音楽:森大輔
出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) 加藤和樹
辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) JUON(FUZZY CONTROL) 上口耕平
夏子
加治直人 田村良太 西川大貴 工藤広夢
鈴木壮麻 尾藤イサオ
企画・製作 シーエイティブプロデュース
【東京公演】
2019年5月25日(土)~6月9日(日)東京芸術劇場 プレイハウス
※全20回公演
【兵庫公演】
2019年6月12日(水)~6月16日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
※全7回公演
【愛知公演】
2019年6月19日(水)刈谷市総合文化センター
※全2回公演
【神奈川公演】
2019年6月22日(土)23日(日)やまと芸術文化ホール メインホール
※全3回公演
◎あらすじ◎
1960年、イギリス・リヴァプール。絵の才能を持つスチュアート・サトクリフ(戸塚祥太)は、同じ学校に通う親友ジョン・レノン(加藤和樹)に誘われ、ロックバンドにベーシストとして加入する。
スチュアート、ジョン、ポール・マッカートニー(JUON)、ジョージ・ハリスン(辰巳雄大)、ピート・ベスト(上口耕平)ら5人の“ビートルズ”は、巡業で訪れたドイツ・ハンブルグの地で頭角を現していく。
とある夜、スチュアートは彼らのライブに来ていた女性写真家のアストリッド・キルヒヘル(夏子)と運命的な出会いをし、二人は恋に落ちる。スチュアートはアストリッドとの出会いをきっかけに再び絵を描き始め画家の道を志すが、ビートルズは魅力的なナンバーを次々に打ち出し、評判は日に日に高まったゆく――。
https://www.backbeat-stage.jp