藤井フミヤ、3年ぶりのアルバム発売を記念して開催したトークイベントで生涯シンガー宣言

藤井フミヤが7月9日(火)に東京・タワーレコード渋谷店で開催されたイベントに出演し、トークとミニライブを披露した。

このイベントは3年ぶりのオリジナル・アルバム『フジイロック』のリリースを記念して行われたもの。
会場にはアルバムを予約したファンの中から抽選で選ばれた150名が招かれた。

アルバム発売日の翌日の7月11日に57歳になる。昨年来、チェッカーズのデビューから35周年、ソロデビューから25周年のアニバーサリー・イヤーを迎えている。チェッカーズのデビュー日の9月21日は、意外にも「暇だった(笑)」。仕方なく、レコード店に自分たちのレコードが並んでいるのかメンバーと確認に行ったそう。本来はロックンロールのバンドだったが、最初のチェックの衣装がいけなかったのか、「あれでアイドルのイメージがついた最大の原因だったかなぁ」とデビュー当時を思い起こす。

また、これまでに35年については「まあまあ長く生きてるよね(笑)。覚えにくい年齢だよね、57って。まだ大御所の域には入ってないけど、“小”御所ぐらいかなぁ」と振り返った。

3年ぶりのニューアルバム『フジイロック』は、前作の『大人ロック』(2016)に続く“ロック”がキーワード。ジャケットには手塚治虫のキャラクター“ロック(間久部緑郎/まくべろくろう)”を起用した。「たまたまロック続きになったけど、カタカナのタイトルをつけたくてね。
今回のは、もちろんロックもあるけど、ラブソングもありと、ハッピーなアルバムになったかな」と新アルバムについて語った。

藤井フミヤ、3年ぶりのアルバム発売を記念して開催したトークイベントで生涯シンガー宣言


気がつけば昭和、平成、令和の3つの時代を歌ってきた。ミック・ジャガーやポール・マッカートニーを見ていて、「元気だったら引退がないことに気付いた。僕も次の時代になっても歌ってるかも」と生涯シンガー宣言。現在、10人の演奏家と演劇的要素も加わった「十音楽団(とおんがくだん)」の全国ツアーの真っ最中。さらに11月2日(土)の仙台PITを皮切りに7大都市ライブハウスツアーを行う。ソロになってからのライブハウスツアーは初めてだ。「ちょっと弾けたいなと、みんなで騒ごうよってことでライブハウスツアーに。でも体力が必要だよ、俺もだけど、お客さんも(笑)。みんな気合い入れて、来てくれれば」と呼びかけた。

トークに続いてはスペシャルミニライブ。ステージにはキーボード1台が置かれている。
「ピアノ1本で歌うことなんて、あんまりないんだけど」と恥ずかしげに新アルバム収録の「フラワー」に「ラブレター」、ソロデビュー曲の「TRUE LOVE」等、4曲を歌った。たった150人の小さな空間で、フミヤの生歌を聴けるとあって観客も大喜び。大きな歓声の中、藤井フミヤのトークイベントは終了した。

現在ツアー中の「十音楽団(とおんがくだん)」各公演のチケットは発売中(一部、完売会場あり)。11月から始まるライブハウスツアーのチケットが先行受付を7月22日(月)23:59まで実施中。両ツアーとも、詳細はオフィシャルサイトを参照のこと。


藤井フミヤ、3年ぶりのアルバム発売を記念して開催したトークイベントで生涯シンガー宣言






ツアー情報


【藤井フミヤLIVE HOUSE TOUR 2019】
2019年11月2日(土)宮城・仙台PIT
2019年11月4日(月・祝)大阪・Zepp Osaka Bayside
2019年11月9日(土)北海道・Zepp Sapporo
2019年11月16日(土)広島・BLUE LIVE HIROSHIMA
2019年11月17日(日)福岡・Zepp Fukuoka
2019年11月23日(土・祝)大阪・Zepp Namba(OSAKA)
2019年11月24日(日)大阪・Zepp Namba(OSAKA)
2019年11月30日(土)東京・豊洲PIT
2019年12月1日(日)東京・豊洲PIT
2019年12月6日(金)愛知・Zepp Nagoya
2019年12月8日(日)大阪・Zepp Osaka Bayside
2019年12月20日(金)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
2019年12月21日(土)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
2019年12月27日(金)東京・豊洲PIT
2019年12月28日(土)東京・豊洲PIT
2019年12月30日(月)愛知・Zepp Nagoya

■藤井フミヤ オフィシャルサイト
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