この春社会人になった方々、おめでとうございます!
テレワークで1年目を過ごした新卒が読んで良かった本

IT企業に勤める筆者は、昨年春に新社会人となり1年目のほとんどをテレワークで過ごしました。業務後の飲み会なども無くなり、仕事の取り組み方を聞く場が少なかったため「このまま社会人としてやっていけるのだろうか」と漠然とした不安を抱えていました。
そんな中、余暇時間を使って年間50冊を読破し、無事2年目を迎えた筆者が「新卒1年目に読んでおいて良かった!」と思う本を紹介します。

コンサル一年目が学ぶこと

こちらの本のタイトルでは「コンサル」と付いていますが、全てのビジネスパーソンにとって役に立つ本になっています。ビジネスパーソンとしての基本的なマインドセットを学ぶことができ、頭の中で仕事の向き合い方が整理されます。また、具体的な議事録の取り方やデスクワーク術も紹介されており、読んだ次の日から実践できるのでオススメです。筆者も最初に任された仕事は定例会のファシリテーター兼議事録取りでしたが、議事録に書くべき内容と書かなくてもいい内容が理解でき、すっきりとした議事録が書けるようになりました。コンサル一年目が学ぶこと Kindle版を見る

イシューからはじめよ

研修が終わり、実際に仕事を始めた際にとても役に立ちました。仕事を進めていくにあたって、何をすれば最も良い打ち手なのかを求める思考法が描かれており、効率的に成果を出す方法を学ぶことができます。仕事量が増えていく中で、何から手をつけ、何を考えればいいのか分からなくなってきている方は、一度読んでみては如何でしょうか。
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仮説思考

上記「イシューからはじめよ」と内容が重複する面が少しありますが、こちらもおすすめです。仮説思考を用いることで、効率的に成果を出す方法について学ぶことができます。具体的な例が多く描かれており、抽象的な概念を腹落ちさせることができるため、イメージを膨らませながら学びたい方は満足できる内容です。仮説思考 Kindle版を見る

過去問で鍛える地頭力

こちらは少しテイストが違い、外資系コンサルティングファームの面接試験で頻出する「ケース面接」の過去問集になります。こちらは読んで何か知識を得るというよりも、自分の頭と手を使って実践してみる本になります。ある問題に対して、構造化して解くとはどういうことか、を学ぶことができます。本で色々なやり方を学んだものの、実務で活かす機会がまだ少ない、といった方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
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テレワーク中心の新社会人生活は様々な困難があるかと思いますが、先人たちの知恵を借りて乗り越えていきましょう!