おかずクラブ・ゆいP、宇多田ヒカルを聴いてどん底を乗り切ったと明かす

8日放送の日本テレビ系「チカラウタ」にゲスト出演したおかずクラブのゆいPが、自身のどん底時代を支えた曲について語った。



実は、おかずクラブは結成当初はトリオ編成だったそうで、養成所時代には「第2の森三中」と呼ばれるなど、かなり期待される存在だったと言う。

しかし、3人目のメンバーがなかなか定着せずコンビ編成になると、最初はチヤホヤしていた先輩芸人など、周囲の態度が一変してしまったという。



そんな状況でもストイックに努力を重ねた二人は、ついにお笑い番組のオーディションに受かり、念願だったゴールデンタイムのテレビ番組出演を果たす。しかし番組スタッフから、当時の一押しネタだった「ロンドンガール」は温存して“普通の漫才”を披露して欲しい、と頼まれてしまった。



案の定、コントが主戦場だったおかずクラブはテレビに不慣れなこともあって、初の大舞台が無残な結果に。しかも、共演した某大御所芸能人から「君たちは練習不足だよね」とダメ出しを受け、ゆいPは悔しさのあまりテレビ局の廊下で泣いたそうだ。



オカリナいわく「マジメで、ハートがちょっと弱い」というゆいPが、そんな苦しい時代に聴きまくった曲は、宇多田ヒカルの「Fight The Blues」。涙ぐみながらに「“くよくよしてたら敵が喜ぶ”ですよ?本当にそうだと思いました」と歌詞への共感を吐露したゆいPは、この曲を聴いたことで「自分が泣いてても相手は別に気づいてないし、くよくよしてるヒマがあったら頑張らないとな、と思いました」と、自身を奮い立たせてくれた宇多田への想いを語った。

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