Adoは前作『沈黙の艦隊』(2023年公開)でもB'zとタッグを組み主題歌「DIGNITY」を担当しており、今作では宮本とまふまふという新たな制作陣とタッグを組む。Adoは「前代未聞の組み合わせ、一体どんな曲が誕生したのか……ぜひ楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。
作詞・作曲を担当した宮本は、「Adoさんの目にうつった町のきらめきや、頬に感じる風をイメージしてこの『風と私の物語』をつくりました」と語り、「映画館いっぱいにAdoさんの素晴らしいうたごえが響きわたることを夢見ながら」とメッセージを送った。
編曲を担当したまふまふは、「精一杯務めましたので、お楽しみいただけますと幸いです」と述べ、「このような機会をくださったAdoさん、宮本さん、関係者のみなさまにはとても感謝しております」と感謝を伝えた。
主演でプロデューサーも務める大沢たかおは主題歌について、「戦いの物語が一気に『今を生きる私たち』の物語に繋がったように感じました」とコメント。プロデューサーの松橋真三氏は、「最後まで劇場の大音響でご堪能ください」と呼びかけている。
あわせて、90秒の最新予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。映像では、同作の世界観を凝縮した内容とともに楽曲の一部も聴くことができる。
原作は、かわぐちかいじによる漫画『沈黙の艦隊』。2023年に実写映画化され、2024年にはドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が配信され、国内視聴数歴代1位を記録。続編となる同作では、氷の北極海を舞台にした魚雷戦と、日本を揺るがす衆議院解散総選挙が描かれる。監督は吉野耕平。9月26日より全国劇場にて公開される。
■Ado コメント
新曲の「風と私の物語」が『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の主題歌に決まりました。
なんと、今回書き下ろしていただいたのは宮本浩次さん。そして編曲はまふまふさんです。
前代未聞の組み合わせ、一体どんな曲が誕生したのか……
思わず口ずさんだあの頃の歌のような、懐かしさが溢れるような楽曲です。
是非楽しみにしていてください。
■宮本浩次 コメント
この曲をつくるにあたって、AdoさんのスタッフからAdoさんがとても散歩が好きで、
ツアーのあいまやプライベートでも、日本でも、外国でも、よく散歩をされているというエピソードをうかがいました。
Adoさんの目にうつった町のきらめきや、頬に感じる風をイメージしてこの「風と私の物語」をつくりました。
映画館いっぱいにAdoさんの素晴らしいうたごえが響きわたることを夢見ながら。
■まふまふ コメント
編曲を担当させていただきました、まふまふと申します。
Adoさんの作品に携わらせていただくのは、光栄なことに今作で3度目となりました。
宮本浩次さんが書かれた楽曲をアレンジするというお話で、映画の作風に寄り添っていく点も責任重大でしたが、みなさんが納得する作品にできたようでホッとしております。
デモから感じる熱量に負けないよう、精一杯務めましたので、お楽しみいただけますと幸いです。
このような機会をくださったAdoさん、宮本さん、関係者のみなさまにはとても感謝しております。
■大沢たかお コメント
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、前作以上にスケールが大きくて、張りつめた緊張感で構成された、異次元の作品となりました。
そんな中で、エンドロールと共にAdoさんの「風と私の物語」が流れた瞬間、まるで鋼鉄の世界から現実の“街”や“光”に引き戻されるようでした。
壮絶な戦いのあとに訪れる、やさしい風や誰かを想う気持ち。
戦いの物語が一気に「今を生きる私たち」の物語に繋がったように感じました。
■プロデューサー・松橋真三氏 コメント
前シーズンを東京湾で戦い抜いたやまとは、今作で決死の北極海大海戦に挑みます。
作詞作曲を宮本浩次さんにお願いできるという朗報をいただき、今作の概要をお伝えしたところ、「風」をテーマに書いてみるのはどうかとご返答があり、このやまと旋風が陸地に波及していくストーリー展開にぴったりであると感動しました。
息をもつかせぬ2時間の映画の最後に、希望に満ちたAdoさんの「風と私の物語」を聞きながら、最後まで劇場の大音響でご堪能ください。
お楽しみに!