石黒彩、モー娘。時代の熾烈なセンター争奪戦を暴露。「みんな口きかなかった」

20日放送のテレビ東京系「ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~」で、モーニング娘。1期生の石黒彩が在籍時の裏事情を告白した。



石黒は当時のメンバーの間柄について「みんなが言うほど、そんな喧嘩はなかったかな。結構、みんな言っちゃうタイプだったから」と仲が良かったと語った。しかしモーニング娘。は「元々ソロになりたい人たちの集まりだから」と、競争があったことを認める。



プロデューサー・つんく♂からは、メンバーの誰がセンターになるかは事前に知らされず、レコーディングの時に決められていた。曲の譜面には「中澤」「石黒」「飯田」など主な割り振りが書かれているが、うまく歌えたら他の人の歌うパートを奪い取ることができたのだという。



石黒はつんく♂を「普通より変わっているのが好きだから」と評し、「いろんなパターン考えていって歌ったりすると、『ここ石黒(に変更)』って(つんく♂が割り振ったパートを)もう書き換えてる声が聞こえるんですよ」と語った。



話を聞いた次長課長の河本準一が「すごいな、そうやって競わせてるんや」と驚くと、石黒は「レコーディングのスタジオでは、みんな口きかなかったし練習しているところ見せなかったです。どんな風に歌うのか知られたくないから」と振り返り、共演者たちをさらに驚かせる。



石黒は「そのレコーディングの仕方って『LOVEマシーン』以降はちょっと変わったらしいんです」と発言した。この言葉に補足して、ナレーターはつんく♂はメンバー全員に曲全体をレコーディングさせた上で、どこを誰に歌わせるか決めていたのだと説明していたのだった。

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