星野源、俳優業に影響を与えた“師匠”からの教え「人前に出ることはいかに…」

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11月7日、TBS系『日曜日の初耳学』に、星野源が出演した。



番組中、星野は自分を見出してくれた2人の師匠がいるとして「ボスみたいな方が2人いる」と発言し、音楽の方は細野晴臣、俳優・星野源の師匠としては松尾スズキの名前をあげた。



星野は「役者の方はフリーで最初やってて、自分でオーディション受けに行って」「色々行って、何かを待ってたら多分もう一生が終わっちゃうなと思って、とにかく自分がやれることをしていこうっていう感じで」とコメント。



続けて、「高校2年生の時に松尾さんのワークショップ受けてるんですよ」「それですっごくカルチャーショックっていうか、松尾さんの舞台を観た時にむちゃくちゃだったんですよ」と、1996年初演の作・演出松尾スズキの舞台『マシーン日記』について語りつつ、「でもなんていうか、自分というものを爆発的に肯定してくれた感じがあった」「それまで生きた中で溜め込んでいたドロドロした感情みたいなもの、すごく言いようのない憤りみたいなものが全部笑いになって発散されてたんです」と説明。



その後、星野は松尾スズキのワークショップに参加した際の出来事として、稽古場では爆音で歌謡曲がかかっていたといい「『これで踊ってください』と。で、『おそらく恥ずかしいはずです』と」「『恥ずかしいような振り付けをつけるし、恥ずかしい思いをすると思います』って言われて」「最終的な結論としては、恥ずかしいという思いがいかに大事かっていうことを教えてもらったんです」と振り返った。



そして、「人前に出ることはいかに恥ずかしいことかを。で、僕たちがやってる仕事はいかに恥ずかしいか。恥ずかしいことをせねばならないぐらい僕らはこれをやらなきゃいけない人間で、でもその恥ずかしいことを捨てちゃダメだよってことを言われたんですよね」と人前で演じる本質を教えてもらったと話していた。

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