22日放送のTBS系「名医のTHE太鼓判4」で、歌手の麻倉未稀が乳がんを患い、左側乳房の全摘出手術をおこなうにあたって心境を語った。
VTRでは、4月6日に番組企画で約6年ぶりという人間ドックを受診した麻倉の様子が映し出された。
検査前には「事務所には『70までHEROを歌ってもらう』と言われている」と笑いながら語っていたが、まさかの異常が見つかり、麻倉は12日に精密検査をおこなった。その結果、左側の乳房に約2cmのがんが2カ所、乳頭に向かって伸びており、ステージ2との診断が下った。
麻倉のがんは幸いにして早期の部類で、他の部分への転移は見つからなかったが、左側乳房は全摘出となった。夫の前で大泣きしてスッキリしたとコメントする麻倉は「すっごいショックはショックでした」としながらも、「歌さえあれば胸がなくなってもそれで私はいいんじゃないかなって」「神様がたぶん『お前まだ歌いなさいよ』ってことはちゃんと『私の中に使命があるんだよ』って言ってくださってるんだと思って」と複雑な胸の内を打ち明けながらも、「検査は重要ですね」「忙しさにかまけちゃいけないんだな」と検査の重要性を語った。
スタジオのアンジャッシュ・渡部建は「早期発見できたってのが救いですよね」とコメント。麻倉の手術日は6月に決まったことが番組ナレーションで明かされた。