宮野真守『らんまん』“逸馬”熱演で話題!初出演の朝ドラで視聴者に大きなインパクト

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4月3日より放送が開始されたNHK連続テレビ小説『らんまん』で、高知の自由民権運動家・早川逸馬役を演じている宮野真守。4月24日から放送の第4週より登場し、その存在感ある演技に、早くも注目が集まっている。

本記事では、初登場から視聴者に大きなインパクトを与えた宮野の演技に注目したい。



『らんまん』は、幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描いた、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。今作で宮野は、進むべき道に迷う万太郎に“自由”とは何かを語る自由民権運動家・早川逸馬を演じている。4月24日放送の第16回での初登場時には、逸馬が集まった聴衆に「租税を納める人民にこそ、政治に参加する権利がある!そしてこの権利は、男に女、みな平等にある!」と力説する姿が描かれ、SNSでは「強烈なインパクト」「宮野真守にしか出来ない演技」「説得力が段違い」と多くの反響があった。歌手としてステージに立ち、声優として声を使う演技を磨いてきた宮野のキャリアあってこそ、パワフルな逸馬の演説に説得力が生まれたのではないだろうか。



また、4月26日に放送された第18回では、逸馬が「我ら人民はこれ以上、役立たずの雑草とバカにされ、卑しき民草と踏みにじられてはいかん!」と演説を行い、万太郎が「そりゃあ違う!」と待ったをかける場面が描かれた。

その後、万太郎が“雑草が役に立たないというのは誤りだ。この世に名前がない草は1つもなく、みな根を張って強く生きている。厳しい季節の間も根っこ同士で繋がり合って生き延びる力を蓄えている”などと自分なりの考えを熱く語ったことで、逸馬が万太郎を認めるという展開に。力強い言葉で聴衆を沸かせる2人の演説シーンには、「鳥肌の神回だった」「朝から熱い!!」「私もこの演説に参加したい!」という声が相次いだ。



早くも「一瞬で全部持ってく感じ」「めっちゃハマり役」「存在感すごい」と視聴者の心を掴んでいる宮野だが、公式サイトに寄せたコメントの中で、今回の役作りについて、「早川逸馬のシーンは、民衆に訴えかける、派手で情熱的な演説が印象的ですが、普段は冷静でクレバーな部分があり、そこにもカリスマ性を感じられるようにと、監督と相談し合いながら進めていきました」と、役柄の二面性についても語っている。これまで数々の話題作に出演し、声優として確固たる人気と地位を築いている一方、近年では『君の花になる』(2022年/TBS系)、月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(2023年/フジテレビ系)など、話題のドラマにも次々と出演し、俳優としても経験を積んできた宮野だからこそ、逸馬という役柄に深みを持たせることができるのかもしれない。



自身初となる朝ドラ出演で、印象深い演技を見せ、視聴者の心を掴んでいる宮野。4月27日放送の第19回では、自由とは何かを知りたいと語る万太郎を気に入った逸馬が、彼をジョン万次郎(宇崎竜童)の元に連れて行って、引き合わせるというストーリーが描かれた。逸馬らとの出会いが万太郎の人生にどのような影響を与えるのか、今後の『らんまん』の展開にも注目だ。