
日向坂46の正源司陽子が2日、都内で行われた映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』(10月25日よりTOHO シネマズ日比谷ほかで全国公開)の完成報告会に出席。正源司は演技初挑戦にして、本作が映画初主演。
アイドルデビューから2年目を迎えた日向坂46四期生の映画初出演作となる本作は、修学旅行で東京を訪れた女子高生たちを描く青春群像劇。この日は劇中でヒロインの池園優里香を演じる正源司のほか、本作に出演する日向坂46四期生の渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花と、本作のメガホンを取った熊切和嘉監督も登壇した。(登壇予定だった平岡海月は体調不良で欠席)
正源司は演技初挑戦が決まった時、四期生全員で喜んだといい、「みんな演技に興味があるので嬉しいねって話をしました。作品の中ではみんな同い年。普段から楽しく同い年のように接しているので、意外と違和感がなく、楽しく演技をする事ができました」と振り返る。
撮影中、ハプニングもあったといい、正源司は、「浅草から撮影が始まったんですけど、修学旅行生になりきって演技をしていたら、ちょっとしたハプニングが起こったんです」とその撮影を回顧。「『スタート!』という掛け声で演技を始めたら、突然、海外の方から写真を撮ってくださいと言われたんです。本物の修学旅行生だと思われたみたいなんです。カットがかからなかったので、そのまま演技を続けて、旅行者の方の写真を撮ってあげたんです。私の撮った写真がもしかしたら誰かのインスタにあがっているかもしれません」と笑顔で話した。
渡辺も、「四期生全員が映画初挑戦。
小西は完成したものを見て、他のメンバーの演技に感激したとのこと。「竹内と藤嶌の掛け合いがすごく面白かったんです。すごいって思いました。みんな知らないところでこんなに頑張っていたんだって」と映画を絶賛する。竹内も、「うるっとくる場面や思わず笑ってしまうような場面があって、何度も見たくなるような映画でした。全てが詰め込まれた素敵な映画だなと思いました」と本作の感想を述べた。
劇中、竹内と藤嶌の掛け合いは大きな見所の一つになっているといい、竹内は他のメンバーからクセ強な役と紹介されると、照れ笑いを浮かべつつ、「やっている自分はクセ強いとは思わなかったけど、出来上がったのを見たときにこんな顔してたんだって。怖いって思いました…」と話す。藤嶌も、「本気で嫌なJKという感じで演技をさせてもらいました。