政府は１３日にも世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の解散命令請求を東京地裁に行う。立憲民主党の泉健太代表は「時間がかかり過ぎたが、被害者の救済につながることを一つ前向きにとらえたい」と評した。


　そのうえで「教団の財産が散逸することを防止するため、財産保全の措置法案を臨時国会に提出する準備をしている。臨時国会冒頭に統一教会の財産保全法案を提出し、被害者救済を急ぎたい」と述べ「政権与党、他の野党とも協議する」とした。ただ、解散が確定しない段階で財産差し押さえができるのか、ハードルは高そう。


　泉代表は世界平和統一家庭連合と自民党議員らの関りを踏まえた自民党の対応について記者団からの問いに「細田博之衆院議長が象徴的だが、政権与党と旧統一教会の関係が続いている。一人一人の議員が関係性をはっきりさせるべきだ」としたほか、過去の関りを踏まえて、どのような形でのアプローチがあったのか、どのような選挙協力があったのか等を明らかにするべきと求めた。（編集担当：森高龍二）

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