自民党の逢沢一郎総裁選管理委員長は22日告示、10月4日投開票で実施する総裁選挙の告示後の選挙活動について(1)所見発表演説会や候補者による共同記者会見を実施し、各候補の考えを広く国民に届くように展開するとした。
また(2)党青年局・女性局主催の討論会やインターネットで党員・党友、国民からの声に答える討論会も公開実施する。
逢沢氏は「双方向性を高めた論戦を繰り広げることにより、『変わる決意』を国民に示していく」とし「SNSによる発信も強化する」。
逢沢氏は「国民の皆さんにもう一度、自民党に期待を寄せていただけるような選挙戦を展開しなければならない。若年層対策として、SNSを通じた双方向発信についても積極的に活用する工夫をしなければならない」と強調している。
これまでに出馬表明、あるいは出馬表明する予定にあがるのは茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、小泉進次郎農水大臣、小林鷹之元経済安全保障担当大臣、高市早苗前経済安全保障担当大臣の5氏。
総裁選立候補には党所属国会議員20人の推薦を得る必要があることから、推薦人の顔ぶれをチェックすれば、政治とカネの問題、企業団体献金への姿勢、安全保障、外交政策、物価高対策、消費税減税にどこまで切り込めるか、どのような方向性を示していくのか、一定程度浮き彫りになると思われることから、顔ぶれチェックは大事といえよう。(編集担当:森高龍二)