昨年、日産×ホンダの業務提携劇に巻き込まれ、今年に入ってからも台湾・鴻海とのEV分野でのOEM提携締結など、話題の多い三菱自動車も11月5日、2025年度上半期(2025年4月1日~9月30日)の中間決算を公式に発表した。
概略に触れると、2025年度上期の売上高は前年同期(1兆3073億8200万円)から3.5%減となる1兆2612億5900万円、営業利益は前年同期(907億3700万円)から81.0%減の172億5300万円、営業利益率は1.4%、経常利益は前年同期(692億3500万円)から77.1%減の158億2400万円、当期純利益は前年同期(379億5100万円)から赤字化してマイナス92億3100万円。
オンラインで行なわれた決算説明会で、最初に2025年度上期の決算内容について三菱自動車代表執行役副社長(CFO)松岡健太郎氏が解説した。その内容に簡単に触れると、「米国による関税の不透明感は一部が解消され、環境規制についても緩和の動きが見られる一方で、中国メーカーを中心とした価格競争はさらに激化しており、米中の対立などを背景とする素材の供給懸念、経済の停滞といった地政学的、マクロ経済的な不確実性は依然として高い状況にある」と説明した。
2026年3月期の世界小売販売台数の見通しは当初の予想に対し2万6000台の84万3000台(前期比1000台増)に引き下げた。これに伴い連結業績予想の売上高を同400減の2兆8200億円に下方修正した。利益の予想は据え置いた。
いっぽう、2025年3月期通期の営業利益を上方修正したのは、国内主要自動車メーカーのうちスズキだけである。
「稼ぐ力を上げる収益改善策の効果が表れ始めている。成⻑戦略の実現に向けた研究開発費や固定費などの増加をカバーできるように、引き続き稼ぐ力を強化していく」──。スズキの鈴木俊宏社長は、2024年11月8日にオンラインで開催した2025年3月期上期(2024年4~9月)の連結決算会見で自信たっぷりに述べている。
実際、同社の業績は好調だ。6日発表した2025年4~9月期の連結決算(国際会計基準)によると、純利益は前年同期比11.3%減の1927億円だった。
2026年3月期通期の連結業績予想は従来のまま据え置いた。半導体の供給制約などの影響で先行きが不透明なため。通期の純利益予想は23.1%減の3200億円。しかし、営業利益は計画から700億円上方修正した。(編集担当:吉田恒)

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