トヨタが大型連休明けの5月11日、2022年3月期連結決算(国際会計基準)をオンラインで発表した。それによると営業利益は前期比36%増の2兆9956億円だった。
コロナ禍の影響を受けた前期から生産台数も回復。為替相場の円安傾向もフォローの風となり、原材料高による利益の圧迫分を吸収した結果だとした。
売上高は15%増の31兆3795億円。純利益が27%増の2兆8501億円と、2018年3月期の2兆4939億円を上回り最高となった。自動車業界では半導体不足などによる減産が続く。だが、トヨタは系列サプライヤーを含めた幅広い供給網を活かして、米大手などの競合他社に比べて影響を最小限に抑えた。
いっぽう、2023年3月期は減益に転じるとした。売上高は前期比5%増の33兆円、営業利益は20%減の2兆4千億円、純利益は21%減の2兆2600億円と発表。想定為替レートは1ドル=115円と、実勢の約130円より15円円高の水準とした。
トヨタ・レクサス各ブランドにダイハツ工業と日野自動車を合わせた世界販売台数は、3%増の1070万台と2019年3月期の1060万台を上回り、販売台数でも4年ぶりの最高を見込む。

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