世界初の木製ストローが廃プラ問題を解決? 日本が仕掛ける最先端の廃プラ・イノベーション

世界初の木製ストローが廃プラ問題を解決? 日本が仕掛ける最先端の廃プラ・イノベーション

プラスチックごみによる環境汚染が世界的な問題となっている。とくに海洋汚染は深刻だ。現在、世界の海に存在するプラスチックごみは合計でおよそ1億5000万トンといわれている。数字を見てもピンと来ないかもしれないが、2016年に世界経済フォーラムが発表した報告書によると、2050年には海洋中に存在するプラスチックが重量ベースで魚のそれを超過すると予測されていると言えば、いかに深刻な状況であるかがお分かりいただけるのではないだろうか。


 とくに日本は 国民一人あたりが排出する使い捨てプラスチックごみの量がアメリカに次いで 世界で2番目に多い国といわれており、2016年だけでも日本国内で発生したプラスチックごみの総量は約899万トンにものぼる。一刻も早い対策が必要なのは言うまでもない。


 プラスチックは自然に分解されるものではない。かといって、焼却処理しようとすれば元々が石油製品のため大量の二酸化炭素を排出してしまう。また、トウモロコシや藻類、タピオカなどを原料に作られるバイオマスプラスチックも、化石燃料を消費しないというだけで、海中に残れば従来のプラスチックと同様で、早く分解されるということはない。つまり、環境のことを考えれば、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)だけでなく、使い捨てプラスチックの使用量自体を減らすほかに道はないのだ。


 日本でも、環境省が今年3月、レジ袋の有料化や使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%削減するなどの数値目標を盛り込んだ「プラスチック資源循環戦略」をまとめており、政府も6月に日本で開催するG20までにプラスチック資源循環戦略の策定を予定しているが、民間レベルでの取り組みも活発になってきている。


あわせて読みたい

エコノミックニュースの記事をもっと見る 2019年5月26日の経済記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

経済ニュースアクセスランキング

経済ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

国内の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。