25日(火)に3rd写真集『はじめまして。』(光文社)を発売したゆきぽよ。
ギャル雑誌『egg』のモデルとしてカリスマ的人気を誇っていた彼女がギャルに目覚めたのは何と小学3年生のころ。今回、ゆきぽよが“ギャル”に対する熱い想いを語る。
(前・中・後編の後編)

【写真】「ギャルしか勝たん!」ゆきぽよの撮り下ろしショット

――ゆきぽよさんのギャル遍歴についてお聞きしたいんですが、『今夜くらべてみました』(日本テレビ)に出演した際、小学3年生のときに近所に住んでいたギャルなお姉さんに憧れて、ご自身もギャルになったとお話していましたよね。

ゆきぽよ 当時、そのお姉さんは中2だったと思うんですけど、めちゃめちゃギャルだったんですよ。それが可愛かったし、私もお姉さんみたいになりたいと憧れて。それでランドセルを背負ったまま、「弟子にしてください!」ってお願いしたんです。お姉さんのおさがりの服を全部もらって、ギャルを勉強するために『Popteen』と『egg』を毎月買うようになって。当時はどちらかというと『Popteen』派だったんですけど、『egg』のオーディションを受けたら受かって、それまで黒肌ではなかったんですけど、速攻で黒くしました(笑)。

――小学生でギャルになったゆきぽよさんに対して周囲の反応はどうだったんですか?

ゆきぽよ 私の周りにいた友達は「いいんじゃない?」って感じで一緒にメイクの勉強をしましたし、お母さんも「可愛い!」ってギャル服を買い与えてくれました。

――見た目以外で、どこにギャルの魅力を感じたんですか?

ゆきぽよ ギャルはいるだけで、その場が明るくなるし、超ポジティブ。悩んだときにギャルの友達に相談すると、「そんなの良くない? 飲もうぜ」って感じで、悩みもどうでもよくなっちゃうんです。

――ギャルになる前からモデルになりたい気持ちはあったんですか?

ゆきぽよ お母さんが言うには、ちっちゃい頃から「テレビの世界に入りたい」って言っていたらしいんですけど、ギャルになった頃はモデルになりたい気持ちよりも、横浜一のギャルになるのが目的でした。
まずは上大岡って地元から攻めたら、あっという間に「上大岡のギャルと言えばゆきだ」って言われるようになって。そこから先輩たちに可愛がられるようになり、『egg』に載り始めたら横浜一のギャルになったんです。

――天下統一みたいですね(笑)。ギャルの数って増減が激しいですよね。

ゆきぽよ 一回、一気に減りました。『egg』などのギャル雑誌が次々と休刊したときは、もうギャルは終わりだと思ったし、周りから一気にギャルもいなくなったし。「ゆき、まだつけま付けているの?」ってよく言われていました。でも「ギャルしか勝たん!」って気持ちで続けていたら、またギャルが戻ってきて。結局、みんなギャルが好きだし、ギャルが表紙の雑誌は手に取るんですよね。TikTokとか見ているとたくさんギャルがいるし、たまに地元に帰ると商店街にギャルがウロウロしているし、絶対にギャルは滅びない!

――『egg』時代のモデル仲間と今も親交はあるんですか?

ゆきぽよ 今でも仲が良いです。同期のギャルは私を入れて4人なんですけど、今も全員ドギャルです。3人ともママなんですけど、上は5歳の子供もいて。
この4人の中だと、私が一番メイクは薄いです。

――若い世代のギャルとジェネレーションギャップを感じることはあります?

ゆきぽよ ギャルって共通の文化を通ってくるので、ジェネギャがないんですよ。私自身、ずっとギャルをやっているから流行も敏感にキャッチしているし、後輩の子たちが若者言葉を使っていても全部理解できるし。

――ギャルは体育会系に近くて、上下関係も厳しいイメージがあります。

ゆきぽよ 確かに。若いときに年が近い後輩がタメ口を使ってきたら「なめてんのか」ってなったしし、そういう中で育ってきました。ただ、この年になると18歳のギャルが生意気言ったりしていても憎めない。敬語を使っているのに、「ゆきぽよ」って呼び捨てされても、可愛いなって思う。

――生涯ギャルとして、今後の目標を教えてください。

ゆきぽよ 将来的にはギャルママをやってみたいですね。これから先も若い子たちにギャルの文化は残っていってほしいので、メディアには出続けていきたいと思っています。

【前編はこちら】RIZAPのCMで話題・ゆきぽよ、記者から言われた一言で火がついた"無修正ボディ"への道のり

▽ゆきぽよ(木村有希) 3rd 写真集『はじめまして。
』(光文社)
発売日:5月25日(火)

発売記念イベントが6月6日(日)13時から東京・神保町の書泉グランデで開催予定。
※社会状況によって日時や会場が変更になる可能性があります。詳細はFLASH公式Twitter(@weeklyflash)及び本人のSNSで随時発表いたします。
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