【写真】『かがみの孤城』のポスタービジュアル
物語は、学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・こころを主人公に「鏡の中の城」で巻き起こる。ある日突然、こころの部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると城のような不思議な建物と見ず知らずの中学生6人が…。全てが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
主人公こころに声を吹き込むのは、原監督に「こころを見つけました」と絶賛され、オーディションで大抜擢された、當真あみ。若手女優の登竜門としても知られる14代目「カルピスウォーター」CMキャラクターに6年ぶりに起用されるなどブレイク必須・大注目の若手女優だ。
原作の大ファンである當真は「こころちゃん役に決まったと聞いたときは本当にびっくりして、聞き間違いじゃないかと思いました。」と喜びを語った。
解禁された特報映像は「ようこそお待ちしておりました」と物語のカギを握る、狼のお面を被った不思議な女の子・オオカミさまのセリフを皮切りに、「奇跡なんて、起こらない。そう思っていた」と切なく思い悩む表情のこころに、瑞々しい當真の声が吹き込まれる。「なぜ7人が集められたのか」「オオカミさまの声は一体誰なのか」など本作への期待が膨らむ映像となっている。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など「泣けるアニメの名手」として知られ、本作の監督を務める原恵一は、當真の起用理由について「當真さんの無垢でまっさらな声や、言いたいこともなかなか言えないような辿々しさ、當真さんの今とこころの今がぴったり一致していて、こころは彼女だと思いました。こころを見つけました。」と語っている。
原作者の辻村深月は「原監督は私が多感な時期にとても影響を受けた方です。その原監督に今回、『かがみの孤城』をお願いできることに大きな幸せを感じています。スクリーンで生きて動くみんなに会えるのを、今からとても楽しみにしています。」と期待を寄せている。
【あわせて読む】辻村深月×大場美奈(SKE48)舞台『ハケンアニメ!』を語る「舞台オリジナルのキャラも私が作ったことにしたい」