【写真】「少年少女の世界」を表現した写真家・安珠氏の作品【4点】
エミリーは存在感のある眉と強い瞳が印象的な15歳のニューフェイス。
安珠氏はモデルとして多数のファッション誌を飾り、パリコレにも出演するなど国際的に活躍。その後写真家に転身した。エミリーについて、「エミリーさんは、大好きな家族と山に囲まれた豊かな環境で成長し、おおらかで真っ直ぐな少女に成長しました。眉と瞳が個性的で、目力があり、写真を見た方たちは、『引き込まれて目が離せなくなる』と言っていました。
ですが、彼女の素晴らしさは、美しいだけでなく、高いハードルを与えても、熱心に勉強をしてひとつずつクリアしていく努力家のところです。伸びしろは無限だと思います。スタート地点に立った彼女が、これから多くのクリエターと創作活動をされていくことが楽しみです」とコメントしている。
『不思議の国のアリス』や『青い鳥』など、誰もが知る童話をモチーフに物語性のある独特の世界観で「少年少女の世界」を表現した同展は、相川七瀬の長女がモデルを務めていることが明らかになったことや、安珠氏と親交のあるアンミカがInstagramで同展を訪れた投稿をしたことでもネットニュースを中心に話題となっている。
写真展「A girl philosophy -ある少女の哲学」はシャネル・ネクサス・ホールにて2月12日(日)まで開催中。安珠氏が織りなす幻想的な世界観でのエミリー杏のみずみずしい表現に注目だ。
――安珠氏の写真展でメインモデルに決まった時の気持ちついて
エミリー 安珠さんに出会ったのは私が10歳の時、長野の山奥にある美術館でした。それ以来安珠さんは「山で見つけた女の子」って私を紹介してくれるんです(笑)。本当のことなのですが、初めて聞いた人はびっくりしますよね。真夏で日焼けして真っ黒の女の子でしたし…。
その時から安珠さんに何度か撮影をしていただきました。そして今回のお話を頂き、とても光栄でした。「ある少女の哲学」というテーマ。童話は大好きな世界観なのでワクワクしました。
――撮影時に意識したこと、また印象的だったエピソードなど
エミリー ハムレットのオフィーリアの撮影では、ストーリーを知らない私に一生懸命安珠さんがオフィーリアのことを話してくれたんです。ハムレットの恋人のオフィーリアが川で水死するという壮絶な最後の姿を悲しく美しく表現する。オフィーリアもまだ私と同じくらいの少女だったはず。美しすぎる芸術の世界の、お話の一部に自分がどのように映るのか、不安な気持ちもありました。
オフィーリアのもう一枚の作品の撮影をしたときにバスタブの中に入ったことが1番印象に残っています。衣装を着たまま水の中に入ったり、ピンクのウィッグをつけたりする事なんて初めてだったので、とても楽しかったです。
――自身がモデルを務めた「内省のはじまり 02」の評判が良いことについての感想
エミリー 「内省のはじまり 02」は私の一番のお気に入りです。大好きな赤い大きなリボンのドレスに包まれた作品です。現場で大きな布から巨大なリボンとドレスを作り上げてくれたんです。すごくびっくりしました。それを身にまとい、クローゼットに入って撮影しました。安珠さんの表現する世界に入り込もうと無我夢中でした。
「目力がいい」「しっかりした眉がいい」と言っていただけてとてもうれしいです。安珠さんが作り上げた世界に自分が存在できたことをとても光栄に思います。
――将来どのようなモデルや女優になりたいか
エミリー 自分の意思をもって、でも柔軟に受け入れることができるモデルや女優になり、いろいろな世界観を表現できるようになりたいです。
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