サウナブーム真っ只中の銭湯の苦境、「値上げだけでは解決できない」
画像（1枚）
お笑い芸人・千原ジュニアがMCを務める『ABEMA的ニュースショー』が26日（日）、「ABEMA NEWSチャンネル」で配信された。番組では、ガス代の高騰を受けて悲鳴を上げている銭湯がフォーカスされた。


【写真】銭湯について語るグラビアアイドル・岸明日香、ほか番組カット【5点】

入浴料金が都道府県ごとに上限が定められていることから、レンタルタオルを値上げする、脱衣所の暖房を1度下げるなどの苦肉の策を講じていることを紹介。さらに、番組が東京都浴場組合の常任理事にインタビューすると、「入浴料金が10円でも上がればお客さんが減ってしまう現状を何十年と見てきた。値上げだけで解決できるものだとは思っていない。今の料金を適正としていかに多くのお客さんに来ていただくか、経費を削減できるか、というところで乗り切っていかなければならない」と本音を語った。

この話題から、スタジオでは「より多くの人たちに銭湯に来てもらうためにはどうするべきか」についてトークを展開。ゲストの岸明日香は「銭湯によく通っていたけど、サウナブームでサウナにばかり行くようになってしまった」と切り出した上で、「『サウナは美容や健康に良い』と言われてものすごく流行ったから、“銭湯美容”みたいに打ち出せるものがあれば、若い女性も行きたくなるのではないか」と提案。


千原は「サウナのある銭湯は沢山お客さんがいるもんね」と相づちを打ち、「サウナがある銭湯によく行くけど、今はサウナに若い子たちがズラっと行列している。“海猿”のオーディションかって」と絶妙なたとえでツッコミを入れ、笑いを誘った。一方で、「サウナブーム前から銭湯に来ているおじさんたちが『サウナブームだか知らないけどなんだよ。若い奴らは行儀が悪い』とめちゃくちゃキレてた。お風呂に入りに来ている人の中には、不満に思っている人たちもいる」と、昨今の問題を投げかけた。

『ABEMA的ニュースショー』は、現在もABEMAにて見逃し配信中だ。


【あわせて読む】植毛手術で“人生V字回復”のいしだ壱成が登場「48歳で再びモテ期。たくさん恋がしたい」