【写真】アイドルデビューを果たした、森日菜美の撮りおろしカット【10点】
──『呼び出し先生タナカ』には毎回どのような気持ちで収録に臨んでいますか?
森 私は子どもの頃からバラエティ番組を見て育ってきました。『はねるのトびら』とかが大好きで。だから今バラエティに挑戦できていることがうれしいし、意欲は高いです。ただ、「結果を残さないと次呼んでもらえないんじゃないか」という恐怖も大きくて。
──森さんといえば、番組の中でよく涙を流しているイメージがあります。
森 そうなんですよ、「涙を流してラーメン食べてあざとい」みたいなキャラになっていて(笑)。でも涙は嘘じゃなくて、素のままというか普段から本当によく泣きます。すぐ泣いてマネージャーさんを困らせちゃう(苦笑)。いつかは卒業したいと思っていますけど、泣くことによって「次はここを改善しよう」とか問題点にも気付けますし、泣くこともそんなに悪い事じゃないのかなと思っています。
──(笑)。では“タナカ先生”ことアンガールズ・田中卓志さんの印象は?
森 田中さんは本当に優しいです! 最初こそ「テレビで観ていた人だ……!」と思って私は緊張していたんですけど、何度もご一緒させていただくうちに、「もりひなちゃんさぁ」って休憩中に話し掛けてくださるようになって。収録中には「もっと声を張ったらもっと拾ってもらえるよ」とアドバイスをいただいたこともありますし、スタッフさんから受けた指示を私が理解できず「どうしようどうしよう!」と困っていた時には田中さんがすぐ「オレがこうするからこうして」と声を掛けてくださって!
──森さんにとって田中さんは頼れる先生なんですね。
森 あと、田中さんとメイク室で隣になったことがあって。ちょうどその時私はオーディションに落ちて心が沈んでいたので、「最近悔しいことがあったんです」と話したら、田中さんが「オレはもう達観している。そんなことでくよくよしていられない。
──『呼び出し先生タナカ』への出演は森さんにとって大きな転機になったわけですね。
森 番組のことで言うと、『呼び出し先生タナカ』をきっかけにお笑い芸人のやす子さんと仲良くなりました! 普段は私から誘うことってあんまりないんですけど、やす子さんは自分から誘って、一緒に韓国料理を食べに行ったんですよ。今回この女子ユニットが決まった時も「おめでとう」とわざわざ連絡をくださって、またご飯に行きましょうと誘ってくださいました! 番組を通して人との交流が広がっていくのもうれしいです。
──今後ユニットでのイベント出演など活動が控えていますが、意気込みを聞かせてください。
森 「選ばれたからにはいいものを作り上げよう」という気持ちは4人とも同じです。
──今の時代、バズることは重要ですからね。
森 例えば(スマートフォンから)音が出ちゃって「あ、ヤバい」みたいなことってよくあるじゃないですか。私は今大学生なので、そういう感じで、大学でわざと曲を流して広めていこうかなって思います(笑)。
──ユニットでの目標や展望は?
森 4人でよく「音楽番組にたくさん出たいね」と話しています。『MUSIC FAIR』や『FNS歌謡祭』とか、あわよくば『ミュージックステーション』にも出たい! あとは先ほども言った通り運動会や文化祭で踊ってもらいたいですし、私としては母校の文化祭出演も狙っています。
(取材・文/左藤豊)
▽森日菜美(もり・ひなみ)
2001年3月30日生まれ、東京都出身。『機界戦隊ゼンカイジャー』のほか『エルピス-希望、あるいは災い-』『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』など話題作に出演。今年4月からは『ぐるり東京 江戸散歩』でMCも務めている。
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