趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第33回が15日(水)に放送され、スズ子(趣里)が失恋。羽鳥善一(草彅剛)と藤村薫(宮本亞門)の存在に「救われた」という声が多く集まった。


【写真】変装して松永(新納慎也)に会いに来たスズ子、ほか『ブギウギ』第33回場面カット【5点】

『ブギウギ』は、「東京ブギウギ」で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。ヒロイン・花田鈴子が、戦後の世の中に人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、歌で日本中をズキズキワクワクさせるスター歌手・福来スズ子へと成長する姿を描く。

スズ子の引き抜き話が梅丸にも伝わり、大熊社長(升毅)は大激怒。辛島部長(安井順平)が慌ててスズ子の元にやってきて「今まで君を育てたのはどこだと思ってるんだ!?」と問い詰める。スズ子はそこでようやく、自分が大変なことをしてしまったと悟るのだった。

スズ子は、引き抜き話を持ち掛けてきた松永(新納慎也)に会いに行く。
スズ子は松永に「一緒に逃げてください」「わて、松永さんのことが好きです」と告白。しかし、松永にはアメリカに残してきたパートナーがおり、スズ子は人生初の失恋をしてしまった。

ひとしきり泣き、トボトボと帰宅したスズ子。するとそこには、羽鳥善一と藤村薫がスズ子のための新曲作りに励んでいた。無我夢中で音楽に向き合う二人の姿を、スズ子はホッとしたように柔らかな笑顔で見つめていた。
 
スズ子の失恋心を思わぬ形で癒した羽鳥善一と藤村薫の姿に、ネット上では「天才2人を前にして鈴子の顔がほころぶラスト良かったな」「藤村ちゃん、羽鳥センセの良いコンビ、良いタイミングに現れ、ホッとした回でした」「先生たちのお陰で最後スズちゃんがちょっと笑ってくれて良かった」との声が多く集まっていた。


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