【写真】3年ぶりの写真集を発売した豊田ルナ撮りおろしカット【10点】
──2nd写真集の発売、おめでとうございます。心境を聞かせてください。
豊田 3年ぶりの写真集で、嬉しい気持ちと「やっとか」という気持ちがあります。前作を発売してからの3年間で新しく私のことを知ってくださったファンの方もいるので、「2nd写真集は出ないんですか」という声をいただいていたこともあって「皆さんにやっとお返しできる」という喜びが大きいです。
──前作から成長を実感したことは何かありますか?
豊田 3年前の写真集より衣装が少し大人っぽくなって、色んな表情もできるようになりました。「撮影だ」と意識せずに楽しむというか、心の余裕みたいなものが生まれてきているのを実感します。色んなことを考えるときと考えなくていいときとの使い分けができるようになって「少し大人になれたのかな」と思います。
──今回は訪れたベトナムはいかがでしたか。
豊田 石垣島も候補にあったんですが、私から「ベトナムがいいです」と希望しました。というのも、1st写真集のときに行く予定だったオーストラリアにコロナなどの影響で行けなかったので、今回はどうしても海外に行きたかったんです。『BOMB』のスタッフさんが写真集も担当してくださったんですけど、『BOMB』グラビアでいつもパンを食べているのに合わせて、今回もバインミーを食べたことが一貫性があって楽しかったです(笑)。
──特に気に入っているシチュエーションを教えてください。
豊田 赤いワンピースを着て田園風景で撮ったシーンが、私の育った深谷市の風景にどこか似ていてなんだか安心しました。その撮影のときに途中で寄ったカフェのようなところも、緑に囲まれていてジブリの世界観みたいですごく気に入っています。
──初挑戦のランジェリーカットはいかがですか? 水着とは感覚が違うものでしょうか。
豊田 私も「違うのかな」と思っていたんですが、案外いつもと変わらずに楽しんでいる自分がいました(笑)。ランジェリーのカットは朝に撮影したんですけど、「これが終わったら朝ご飯を食べに行こう」という流れだったので、「朝ご飯食べたいなぁ」と思いながら、とてもリラックスして撮影していました(笑)。グラビアを始めた時からお世話になっている方々に囲まれていたので、緊張もあまりしませんでした。
──グラビアのお仕事をこれまで続けてきた中で、向き合い方に変化はありますか?
豊田 始めた頃は「ニコニコしなきゃ」「大人っぽい表情にならなきゃ」などと考え過ぎていた気がします。でも今は大人っぽく撮るシーンにも、たまに笑顔があっていいと思えるんです。自分が今したい動きや、今したい表情を撮っていただこうと考えるようになりました。フリーダムに動いていた方が、自分の魅力が出るのかなと思い始めています。
──俳優業もされていますが、今後のグラビア活動にはどういった思いがありますか。
豊田 お芝居がやりたくてこの業界に入ってきたので、どちらかというとお芝居をメインにやっていきたいなという思いはあるんですけど、グラビアは嫌いじゃないし、需要がある限りは続けてもいいのかなとは思っています。
──“やりたいグラビア”とはどういったものをイメージしていますか?
豊田 その人の魅力がそのまま伝わるのが一番なのかなと思います。私ももう21歳なので、あまりにピュアすぎるのも違うような気がしますが、普通に撮っているのに過剰にセクシーな受け取り方をされるのも違うと思うんです。年相応に大人っぽくなったりはするけど、攻めすぎず、攻めなさすぎず、「その人の魅力が出るのがグラビアというお仕事なんだ」と思っていただけような活動をしたいと思っています。
(取材・文/山田健史)