ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日21時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。9日(火)夜9時からの放送では、番組MCを務めるタレントの田村淳が、お笑いコンビダウンタウン松本人志が活動休止を発表したことについて言及した。


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淳は「報道があった時から、僕はずっと同じ意見を言っている。現時点では、被害を訴えている方の意見と、松本さんの意見が真っ向から対立している。裁判をする・しないもあるけれど、事実関係が明らかにならないと、コメントはできない」と発言。続けて、「被害に遭われた方からすれば、事実であればとても許しがたい行為。ただ、これが事実じゃないとしたら、松本さんの名誉やキャリアを奪うことになる。どこかで白黒ハッキリつける場所、それが裁判なのか分からないけど、その経緯を見守らないとコメントはできない」と話した。


また、「僕は『事実無根』とするエリアがどこなのか分からない。吉本興業が『事実無根』と言っているエリアと、松本さんが言っているエリアは、一体どこのことを指してるのか?と思う。LINE画像に対して、松本さんが『とうとう出たね』とXで投稿をしたことで、飲み会があったことは事実じゃないですか。そこから先の性行為が同意・不同意であったか否か、松本さんが女性に対していろんな言葉を投げかけたことが事実か否か、真実を知るためには今のところは裁判しかないと思っている」と続けた。

また、「個人的には記者会見でも答えて欲しいと思います。だけど、記者会見にはデメリットもある。
動画を撮られて、メディアが好きなところを切り取って、意図しないところを投げかけられるかもしれない。松本さんがこうなることを避けているのかどうかを僕は知る術がない。これを僕が『ワイドナショー』で質問したとしても、松本さんのためになるのだろうか?違う番組だったらいいが、『ワイドナショー』は松本さんが作り、出演していた番組。そこで話を聞くことにどれだけの価値が生まれるか?ずっとモヤモヤしています」と心境を明かした。

これに進行役のテレビ朝日の仁科健吾アナウンサーから「テレビ番組では、反対の意見を持つ人も出演して、議論する場を提供すべきだと思う。松本さんの古巣である番組で発言することについてはどう思いますか?」と聞かれると、淳さんは「そのように映っちゃうことが、まずもったいないと思う。
『ワイドナショー』は発言するにふさわしい場所ではないような気がするし、記者会見の代わりになる場所ではない」とした。

淳は最後に、「Xでもポストしたけど、YouTubeの生配信という誰にも編集されない状況で発言し、アーカイブをしっかり残す方が、松本さんの想いがきちんと伝わると思う。『ワイドナショー』のどの収録回に来るのか分からないけど、そこで話す機会があったら、この考えを伝えたいと思います」と語った。

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